「後悔先に立たず」は英語で何という?例文付きで解説!

「後悔先に立たず」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「後悔先に立たず」という言葉を聞いたことがありますか?この表現を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「後悔先に立たず」の英語訳①It’s no use crying over spilt milk

「後悔先に立たず」の英語訳としてよく使われるのが「It’s no use crying over spilt milk」です。この表現は、すでに起こってしまったことを悔やんでも仕方がないというニュアンスを持っています。例えば、コーヒーをこぼしてしまった後に「It’s no use crying over spilt milk」と言うことで、過去のミスを引きずらないようにする場面で使われます。
例文をいくつか見てみましょう。
① After losing the game, he realized it’s no use crying over spilt milk.(試合に負けた後、彼は後悔しても仕方がないと気づいた。)
② She broke her favorite vase, but it’s no use crying over spilt milk.(彼女はお気に入りの花瓶を壊してしまったが、後悔しても仕方がない。)
③ When the project failed, the team leader said it’s no use crying over spilt milk.(プロジェクトが失敗したとき、チームリーダーは後悔しても仕方がないと言った。)

「後悔先に立たず」の英語訳②What’s done is done

「What’s done is done」も「後悔先に立たず」として使われます。この表現は、すでに終わったことは変えられないという意味合いを持ち、過去の出来事を受け入れる際に使われます。
例文をいくつか見てみましょう。
① He made a mistake, but what’s done is done.(彼はミスをしたが、過去のことは変えられない。)
② After the argument, she realized what’s done is done.(口論の後、彼女は過去のことは変えられないと気づいた。)
③ They missed the deadline, but what’s done is done.(彼らは締め切りを逃したが、過去のことは変えられない。)

「後悔先に立たず」の英語訳③Let bygones be bygones

「Let bygones be bygones」もまた「後悔先に立たず」として使われる表現です。このフレーズは、過去のことを水に流し、前に進むことを意味します。
例文をいくつか見てみましょう。
① They decided to let bygones be bygones and move forward.(彼らは過去のことを水に流して前に進むことに決めた。)
② After their disagreement, they let bygones be bygones.(意見の不一致の後、彼らは過去のことを水に流した。)
③ She chose to let bygones be bygones and forgive him.(彼女は過去のことを水に流して彼を許すことにした。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
It’s no use crying over spilt milk:すでに起こったことを悔やんでも仕方がないという意味で、過去のミスを引きずらないようにする場面で使われる。
What’s done is done:すでに終わったことは変えられないという意味で、過去の出来事を受け入れる際に使われる。
Let bygones be bygones:過去のことを水に流し、前に進むことを意味し、和解や許しの場面で使われる。


「後悔先に立たず」を使う際によく用いられる表現

表現① move on

move onは前に進むという意味の表現です。
例文:Let’s move on from the past.(過去から前に進もう。)

表現② put it behind you

put it behind youは過去のことを忘れるという意味の表現です。
例文:It’s time to put it behind you and focus on the future.(過去のことを忘れて未来に集中する時だ。)

「後悔先に立たず」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
forgive 許す
accept 受け入れる
learn 学ぶ
focus 集中する

まとめ

「後悔先に立たず」は、過去の出来事を悔やむことなく前に進むことの大切さを教えてくれる表現です。英語には「It’s no use crying over spilt milk」「What’s done is done」「Let bygones be bygones」といった表現があり、それぞれ異なるニュアンスで使われます。状況に応じて適切な表現を選び、過去を受け入れ、未来に向かって進んでいきましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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