「なのに」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「なのに」という言葉を使うことはありますか?「なのに」を英語でどのように表現すればよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けを解説します。是非参考にしてください。
「なのに」の英語訳① although
「なのに」の英語訳として頻繁に使われるのが「although」です。この「although」には「~にもかかわらず」というニュアンスがあります。主に対照的な内容をつなげる際に使われます。
それでは例文を見てみましょう。
「なのに」の英語訳② despite
「なのに」を表現するもう一つの方法は「despite」です。これは「~にもかかわらず」という意味で、特に状況や条件に反していることを表す際に使われます。
「なのに」の英語訳③ even though
「なのに」のもう一つの英語訳は「even though」です。これは「~だけれども」という意味で、特に強調したい場合に使われます。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
although:対照的な内容をつなげる際に使い、「~にもかかわらず」という意味。
例文:Although it was raining, we went for a walk.(雨が降っていたのに、私たちは散歩に行った。)
despite:状況や条件に反していることを表す際に使い、「~にもかかわらず」という意味。
例文:Despite the noise, I managed to sleep well.(騒音があったのに、よく眠れた。)
even though:特に強調したい場合に使い、「~だけれども」という意味。
例文:Even though he was tired, he finished his work.(彼は疲れていたのに、仕事を終えた。)
「なのに」を使う際によく用いられる表現
表現① in spite of
「in spite of」は「~にもかかわらず」という意味の表現です。
例文:In spite of the bad weather, we decided to go hiking.(悪天候にもかかわらず、私たちはハイキングに行くことにした。)
表現② nevertheless
「nevertheless」も「それにもかかわらず」という意味で、前の文の内容に対する対照を示す際に使われます。
例文:She was very tired; nevertheless, she continued to work.(彼女はとても疲れていた。それにもかかわらず、働き続けた。)
「なのに」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
adversity | 逆境 |
obstacle | 障害 |
challenge | 挑戦 |
まとめ
「なのに」を英語で表現するには、文脈やニュアンスに応じて「although」、「despite」、「even though」などを使い分けることが重要です。具体的な例文を参考にしながら、適切な表現を選んでみてください。他にも「in spite of」や「nevertheless」といった表現も覚えておくと便利です。これらの使い方をマスターして、英語力をさらにアップさせましょう。