「寝坊」は英語で何と言えばよい?
「寝坊」を英語で表現する際には、いくつかの異なる言い方があります。この記事では、「寝坊」に相当する英語表現とその使い分けについて、具体的な例文を交えて詳しく解説していきます。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える表現を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「寝坊」の英語訳① oversleep
「寝坊」の最も一般的な英語訳は「oversleep」です。この単語は、意図せずに必要以上に長く寝てしまうことを指します。特に朝、アラームを聞き逃してしまったり、設定するのを忘れたりした結果、起きるべき時間よりも遅く起きることを表します。
例文①:I overslept and missed my train. (寝坊して電車に乗り遅れた。)
例文②:She often oversleeps on weekends. (彼女は週末によく寝坊する。)
例文③:If you oversleep again, you’ll be late for work. (また寝坊したら、仕事に遅刻するよ。)
「寝坊」の英語訳② sleep in
「sleep in」は、特に休日や自分の自由な時間に、通常よりも長くベッドにいることを意味します。この表現は、意図的に起きる時間を遅らせる場合に使われることが多く、必ずしも遅刻を意味するわけではありません。
例文①:On Sunday, I like to sleep in and relax. (日曜日はゆっくり寝てリラックスするのが好きだ。)
例文②:It’s my day off, so I’m going to sleep in tomorrow. (明日は休みだから、ゆっくり寝るつもりだ。)
例文③:The kids were so tired that they slept in until noon. (子供たちはとても疲れていて、正午まで寝ていた。)
「寝坊」の英語訳③ be late getting up
「be late getting up」という表現は、計画していた時間よりも遅く起床することを指します。これは「寝坊」の結果として遅刻することを強調する際に用いられます。
例文①:He was late getting up and had to rush to his appointment. (彼は寝坊して、約束に急いで行かなければならなかった。)
例文②:I was late getting up and didn’t have time for breakfast. (寝坊して朝食を取る時間がなかった。)
例文③:She was late getting up and missed her morning exercise. (彼女は寝坊して、朝の運動を逃した。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
これまでに紹介した「寝坊」の英語訳は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持っています。ここでは、それぞれの表現の違いを簡潔にまとめてみましょう。
oversleep:意図せずに起きる時間を逸してしまうこと。
sleep in:意図的に通常よりも長く寝ること、特に休日や自由な時間に。
be late getting up:計画していた時間よりも遅く起きること、遅刻することを強調する際に使用。
「寝坊」を使う際によく用いられる表現
表現① hit the snooze button
「hit the snooze button」という表現は、目覚まし時計のスヌーズ機能を使って一時的にアラームを止める行為を指します。この行為が繰り返されると、結果的に寝坊につながることがあります。
例文:I hit the snooze button too many times and ended up oversleeping. (スヌーズボタンを何度も押してしまい、結局寝坊してしまった。)
表現② rush out the door
「rush out the door」は、寝坊した後に急いで家を出る様子を表す表現です。遅刻しそうな時に慌てて準備をして出かける状況を描写します。
例文:After oversleeping, I had to rush out the door without breakfast. (寝坊した後、朝食を抜きで急いで家を出た。)
まとめ
この記事では、「寝坊」を英語でどのように表現するか、その使い分けについて解説しました。日常生活で起こりうる「寝坊」という状況を英語で表現する際には、状況に応じて「oversleep」、「sleep in」、「be late getting up」といった表現を選ぶことが大切です。これらの表現を覚えておけば、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。