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被験者は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「被験者」は英語で何と言えばよい?

研究や実験に参加する「被験者」は英語でどのように表現されるのでしょうか?この記事では、「被験者」の英語訳とその使用状況について、具体的な例文を交えて詳しく解説していきます。さまざまな文脈で使われる「被験者」の英語表現を理解することで、より正確なコミュニケーションが可能になります。

「被験者」の英語訳①subject

「被験者」を英語で表す際によく使用されるのが「subject」です。この単語は、科学的な実験や研究における参加者を指すことが多く、医学や心理学の分野で頻繁に見られます。以下に、異なる文脈で使われる「subject」の例文をいくつか紹介します。

例文①:The study included 30 subjects.(その研究には30人の被験者が含まれていた。)

例文②:Each subject was given a questionnaire to complete.(各被験者にはアンケートの記入が求められた。)

例文③:The subjects were unaware of the true purpose of the experiment.(被験者たちは実験の真の目的を知らされていなかった。)

「被験者」の英語訳②participant

もう一つの「被験者」の英語訳は「participant」です。この単語は、実験や研究だけでなく、ワークショップやセミナーなどのイベントに参加する人々を指す場合にも使われます。こちらも実際の使用例を見てみましょう。

例文①:Participants will receive a gift card as a token of appreciation.(参加者には感謝の印としてギフトカードが贈られる。)

例文②:The course is limited to 20 participants.(このコースは20人の参加者に限定されている。)

例文③:All participants must sign a consent form before the study begins.(研究が始まる前に、すべての参加者は同意書に署名しなければならない。)

「被験者」の英語訳③volunteer

「被験者」を指す場合に「volunteer」という単語も用いられることがあります。特に、自発的に実験や研究に参加する人々を指す際に適しています。以下に「volunteer」を使った例文を挙げます。

例文①:Volunteers are needed for the new clinical trial.(新しい臨床試験にはボランティアが必要です。)

例文②:The volunteers were briefed on the procedures of the experiment.(ボランティアたちは実験の手順について説明を受けた。)

例文③:She decided to become a volunteer in the psychology study.(彼女は心理学の研究にボランティアとして参加することを決めた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここでは、上記で解説した「被験者」の英語訳のニュアンスや文脈の違いをまとめます。簡単に違いを把握したい方は、このセクションを参考にしてください。

subject:科学的な実験や研究における参加者を指し、医学や心理学などの専門的な分野で使われることが多い。

participant:実験や研究だけでなく、ワークショップやセミナーなどのイベントに参加する人々を指す。

volunteer:自発的に実験や研究に参加する人々、特にボランティア精神を持って参加する場合に使用される。


「被験者」を使う際によく用いられる表現

表現① recruit subjects

「recruit subjects」とは、実験や研究のために被験者を募集するという意味の表現です。

例文:We are currently recruiting subjects for a sleep study.(現在、睡眠研究のための被験者を募集しています。)

表現② enroll participants

「enroll participants」とは、参加者を登録する、あるいは参加者を募集して登録するという意味です。

例文:The program aims to enroll participants from diverse backgrounds.(そのプログラムは多様な背景を持つ参加者を登録することを目指している。)

まとめ

この記事では、「被験者」の英語訳として「subject」、「participant」、「volunteer」の三つの単語と、それぞれの文脈での使用例を解説しました。これらの単語はそれぞれ微妙なニュアンスの違いがあり、適切な場面で使い分けることが重要です。研究や実験に関わる際には、この記事を参考にして、正確な英語表現を心がけましょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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