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同じくらいは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「同じくらい」は英語で何と言えばよい?

「同じくらい」という表現は、比較する際に等しい程度や量を示す際に使用されます。英語にはこの「同じくらい」を表す様々な表現がありますが、文脈やニュアンスによって使い分けることが重要です。この記事では、「同じくらい」の英語訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説します。


「同じくらい」の英語訳とその使い方

「同じくらい」の英語訳① as much as

「as much as」は「同じくらい」という意味で、量や程度を比較する際によく使われます。特に不可算名詞と共に用いられることが多いです。以下に例文を挙げてみましょう。

例文①:I have as much interest in music as you do.(私はあなたと同じくらい音楽に興味がある。)
例文②:She spent as much money on the trip as I did.(彼女は私と同じくらい旅行にお金を使った。)
例文③:He can speak as much French as his sister.(彼は妹と同じくらいフランス語を話せる。)

「同じくらい」の英語訳② as many as

「as many as」は「同じくらい」という意味で、数を比較する際に用いられます。主に可算名詞と共に使われる表現です。いくつかの例を見てみましょう。

例文①:He has as many books as she does.(彼は彼女と同じくらい多くの本を持っている。)
例文②:There were as many as fifty people at the party.(パーティーには50人もの人がいた。)
例文③:She made as many mistakes as you.(彼女はあなたと同じくらい多くの間違いをした。)

「同じくらい」の英語訳③ about the same as

「about the same as」は、厳密な比較ではなく、おおよその等価を示す際に使われる表現です。この表現は、ある程度の柔軟性を持たせたい時に適しています。

例文①:The price is about the same as the other store’s.(その値段は他の店とほぼ同じだ。)
例文②:His performance was about the same as last year.(彼のパフォーマンスは去年とほぼ同じだった。)
例文③:The weather today is about the same as yesterday.(今日の天気は昨日とほぼ同じだ。)

「同じくらい」の英語訳④ equally

「equally」という副詞は、「同じくらい」という意味で、二つ以上の事物や人が等しい程度であることを示す時に使われます。感情や特性など、抽象的なものの比較にも用いられます。

例文①:The two candidates are equally qualified for the job.(その二人の候補者は仕事に同じくらい適任である。)
例文②:The children were treated equally by their parents.(その子供たちは両親から同じように扱われた。)
例文③:Both options are equally attractive.(両方の選択肢が同じくらい魅力的だ。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「同じくらい」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。簡潔に違いを知りたい方はこちらをご覧ください。

as much as:不可算名詞と共に使い、量や程度の等しい比較に用いる。
as many as:可算名詞と共に使い、数の等しい比較に用いる。
about the same as:おおよその等価を示す際に使い、厳密さよりも柔軟性を求める文脈で用いる。
equally:副詞として使い、二つ以上の事物や人が等しい程度であることを示す。

「同じくらい」を使う際によく用いられる表現

表現① on a par with

「on a par with」は「同じくらい」という意味の表現で、特にスポーツやビジネスの分野でよく使われます。二つの事物が同じレベルまたは標準にあることを示します。

例文:His salary is on a par with mine.(彼の給料は私と同じくらいだ。)

表現② on an equal footing

「on an equal footing」という表現は、「同じくらい」という意味で、特に権利や地位が等しいことを強調する際に用いられます。平等な状況や条件を示す時に適しています。

例文:The agreement puts both companies on an equal footing.(その合意は両社を同じ立場に置く。)

まとめ

この記事では、「同じくらい」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈に応じた使い分けについて解説しました。量や数、おおよその等価、等しい程度など、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。また、「on a par with」や「on an equal footing」といった表現も覚えておくと、より豊かな英語表現が可能になります。


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