「仕様書」は英語で何と言えばよい?
仕様書を作成するのは大変ですが、英語でどう表現するか知っていますか?仕様書はプロジェクトの成功に欠かせない重要なドキュメントです。この記事では、仕様書の英訳について詳しく解説します。英語での表現を覚えて、国際的なプロジェクトでもスムーズにコミュニケーションを取りましょう!
「仕様書」の英語訳①specification
仕様書の英語訳として最も一般的に使われるのが「specification」です。この言葉は、製品やプロジェクトの詳細な要件を記述する際に用いられます。特に技術的な文脈で頻繁に登場します。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The engineer reviewed the specification before starting the project.(エンジニアはプロジェクトを始める前に仕様書を確認しました。)
② Please refer to the specification for the exact measurements.(正確な寸法については仕様書を参照してください。)
③ The specification outlines all necessary materials.(仕様書には必要なすべての材料が記載されています。)
「仕様書」の英語訳②technical document
「technical document」も仕様書として使われることがあります。これは、技術的な情報を含む文書全般を指し、仕様書の一部として使われることもあります。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The technical document includes installation instructions.(技術文書には設置手順が含まれています。)
② We need to update the technical document to reflect the new changes.(新しい変更を反映するために技術文書を更新する必要があります。)
③ The technical document is essential for understanding the system.(システムを理解するためには技術文書が不可欠です。)
「仕様書」の英語訳③requirements document
「requirements document」も仕様書の英訳として使われます。これは、プロジェクトや製品の要件を詳細に記述する文書です。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The requirements document specifies the client’s needs.(要件文書はクライアントのニーズを明記しています。)
② We must adhere to the requirements document during development.(開発中は要件文書に従わなければなりません。)
③ The team reviewed the requirements document in the meeting.(チームは会議で要件文書を確認しました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。
specification:製品やプロジェクトの詳細な要件を記述する際に使われ、技術的な文脈で多用される。
technical document:技術的な情報を含む文書全般を指し、仕様書の一部として使われることもある。
requirements document:プロジェクトや製品の要件を詳細に記述する文書で、特にクライアントのニーズを明確にする際に用いられる。
「仕様書」を使う際によく用いられる表現
表現① follow the specification
follow the specificationは仕様書に従うという意味の表現である。
例文:Make sure to follow the specification during construction.(建設中は仕様書に従うようにしてください。)
表現② draft a specification
draft a specificationは仕様書を作成するという意味の表現である。
例文:We need to draft a specification for the new product.(新製品の仕様書を作成する必要があります。)
「仕様書」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
review | 確認する |
adhere | 従う |
outline | 概説する |
update | 更新する |
draft | 作成する |
まとめ
仕様書の英訳には「specification」、「technical document」、「requirements document」などがあります。それぞれの言葉は文脈に応じて使い分ける必要があります。例えば、技術的な詳細を記述する場合は「specification」が適していますが、クライアントの要件を明確にする際には「requirements document」が有効です。これらの表現を理解して、適切に使いこなすことで、国際的なプロジェクトでも円滑にコミュニケーションを図ることができます。