「それどころか」は英語で何という?例文付きで解説!

「それどころか」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「それどころか」を使ったことがありますか?日常会話でもよく使われるこの表現、英語ではどのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「それどころか」の英語訳① on the contrary

「それどころか」の英語訳として頻繁に使われるのが「on the contrary」です。この「on the contrary」には反対の意味を強調するニュアンスがあります。例えば、誰かが「彼は内向的だ」と言ったときに、「それどころか、彼は非常に社交的だ」と返す場合に使います。

左の画像

He is very shy.
(彼はとても内向的だ。)
右の画像

On the contrary, he is very outgoing.
(それどころか、彼は非常に社交的だ。)

「それどころか」の英語訳② instead

「instead」も「それどころか」として使うことができます。ただし、「instead」は何かを置き換える、代わりにするニュアンスを含みます。何かを提案したり、他の選択肢を示すときに使う表現です。

左の画像

Let’s go to the park.
(公園に行こう。)
右の画像

Instead, let’s go to the museum.
(その代わりに、博物館に行こう。)

「それどころか」の英語訳③ far from it

「far from it」も「それどころか」として使うことができます。この表現は何かが事実から遠いことを強調する際に使用されます。例えば、「彼は無能だ」と言われたときに、「それどころか、彼は非常に有能だ」と返す場合に使います。

左の画像

He is incompetent.
(彼は無能だ。)
右の画像

Far from it, he is highly competent.
(それどころか、彼は非常に有能だ。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

on the contrary:反対の意味を強調する際に使う。
例:On the contrary, he is very outgoing.(それどころか、彼は非常に社交的だ。)

instead:何かの代わりに提案する際に使う。
例:Instead, let’s go to the museum.(その代わりに、博物館に行こう。)

far from it:何かが事実から遠いことを強調する際に使う。
例:Far from it, he is highly competent.(それどころか、彼は非常に有能だ。)


「それどころか」を使う際によく用いられる表現

表現① not at all

「not at all」は「全く~でない」という意味で、否定を強調する際に使う表現です。
例文:He is not at all lazy.(彼は全く怠け者ではない。)

表現② in fact

「in fact」は「実際は」という意味で、前の文を否定して新しい事実を述べる際に使う表現です。
例文:In fact, he is very hardworking.(実際は、彼は非常に勤勉だ。)

「それどころか」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
contrary 反対
instead 代わりに
far 遠い
fact 事実

まとめ

「それどころか」を英語で表現する際には、文脈やニュアンスに合わせて「on the contrary」、「instead」、「far from it」などを使い分けることが重要です。それぞれの表現は異なる状況で使用されるため、適切な場面での使い方を理解しておくと英会話がよりスムーズになります。


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