「撤去」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「撤去」は英語で何と言えばよい?

「撤去」という言葉、日常生活で意外と使う場面がありますよね。例えば、古い建物を取り壊すときや、不要になった設備を取り除くときなどです。この「撤去」を英語で表現するには、どのような言葉が適切なのでしょうか?

左の画像

この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてくださいね!

「撤去」の英語訳①removal

「撤去」の英語訳として最も一般的なのが「removal」です。この言葉は、物を取り除く、または移動させるという意味を持っています。日常的な場面で広く使われる表現です。
例文をいくつか見てみましょう。
① The removal of the old furniture took all day.(古い家具の撤去に一日中かかった。)
② They ordered the removal of the illegal sign.(彼らは違法な看板の撤去を命じた。)
③ The removal of debris is necessary before construction can begin.(建設を始める前にがれきの撤去が必要である。)

「撤去」の英語訳②demolition

「demolition」も「撤去」として使われることがありますが、特に建物や構造物を取り壊す場合に用いられます。物理的に破壊するニュアンスが強いです。
例文をいくつか見てみましょう。
① The demolition of the old building was completed last week.(先週、古い建物の撤去が完了した。)
② They are planning the demolition of the abandoned factory.(彼らは放棄された工場の撤去を計画している。)
③ The city approved the demolition of the unsafe bridge.(市は危険な橋の撤去を承認した。)

「撤去」の英語訳③clearance

「clearance」は、特に障害物や妨げになるものを取り除くという意味で使われます。道路や通路の障害物を取り除く際によく用いられます。
例文をいくつか見てみましょう。
① The clearance of the fallen trees took several hours.(倒れた木々の撤去に数時間かかった。)
② They ensured the clearance of the path before the event.(イベントの前に道の撤去を確実にした。)
③ The clearance of snow from the roads is a priority.(道路からの雪の撤去は優先事項である。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
removal:一般的な物の撤去や移動に使われる。例文:The removal of the old furniture took all day.(古い家具の撤去に一日中かかった。)
demolition:建物や構造物を物理的に破壊する際に用いる。例文:The demolition of the old building was completed last week.(先週、古い建物の撤去が完了した。)
clearance:障害物や妨げになるものを取り除く際に使う。例文:The clearance of the fallen trees took several hours.(倒れた木々の撤去に数時間かかった。)


「撤去」を使う際によく用いられる表現

表現① remove obstacles

remove obstaclesは障害物を撤去するという意味の表現である。
例文:They need to remove obstacles from the road.(彼らは道路から障害物を撤去する必要がある。)

表現② demolish a building

demolish a buildingは建物を取り壊すという意味の表現である。
例文:The company plans to demolish the old warehouse.(その会社は古い倉庫を取り壊す計画をしている。)

「撤去」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
debris がれき
obstacle 障害物
structure 構造物
furniture 家具
path

まとめ

「撤去」を英語で表現する際には、文脈に応じて「removal」、「demolition」、そして「clearance」を使い分けることが重要である。それぞれの言葉が持つニュアンスを理解し、適切な場面で使うことで、より正確なコミュニケーションが可能になる。この記事が、皆さんの英語表現の幅を広げる助けになれば幸いである。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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