上は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「上」は英語で何と言えばよい?

「上」を英語で表現する際には、文脈に応じて様々な単語が使用されます。この記事では、「上」の英語訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説します。さまざまなシチュエーションで使われる「上」の英語表現を理解し、適切な単語選びができるようになりましょう。

「上」の英語訳①above

「上」を表す英語の一つに「above」があります。この単語は、物理的な位置関係を示す際によく用いられます。「above」は、ある基準点よりも高い位置にあることを意味します。例えば、”The picture is hung above the fireplace.”(絵は暖炉の上に掛けられている)のように使います。

「上」の英語訳②over

別の表現として「over」も「上」という意味で使われることがあります。「over」は「above」と似ていますが、ある物体が別の物体の真上にあるだけでなく、その上を覆っている、またはその上を越えているというニュアンスを含みます。例文としては、”The bridge goes over the river.”(橋は川の上を渡っている)が挙げられます。

「上」の英語訳③on

「on」は接触を伴う「上」を表すときに使用されます。物体が別の物体の表面に置かれている状態を示す際に「on」が適切です。例えば、”The book is on the table.”(本はテーブルの上にある)といった使い方が一般的です。

「上」の英語訳④upon

「upon」は「on」と同様に接触を伴う「上」を表しますが、よりフォーマルな文脈や文学的な表現で用いられることが多いです。”Once upon a time…”(昔々あるところに…)のように、物語の始まりを示すフレーズで見かけることがあります。

「上」の英語訳⑤up

「up」は方向性を示す「上」に関連する単語です。動きや位置の変化を表す際に使われ、”Stand up.”(立ち上がれ)や”He climbed up the ladder.”(彼ははしごを上った)のように、上方向への移動を示します。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

さて、ここで「上」の英語訳とその文脈に応じたニュアンスの違いをまとめておきましょう。これを参考にすれば、状況に応じた適切な単語選びが可能になります。

above:物理的な高さを示す際に使用
over:物体が別の物体の真上にある、または覆っている状態を表す
on:物体が別の物体の表面に接触している状態を示す
upon:「on」と同じ意味だが、よりフォーマルな文脈で使用
up:上方向への動きや位置の変化を表す


「上」を使う際によく用いられる表現

表現① rise above

「rise above」は「上に昇る」という意味の表現で、比喩的にも使われます。例えば、”She always tries to rise above her challenges.”(彼女は常に課題を乗り越えようと努力する)という使い方ができます。

表現② look up to

「look up to」は「尊敬する」という意味の表現です。文字通りには「上を見る」という意味ですが、尊敬する人物を指す際に使われます。例文:”He looks up to his mentor for guidance.”(彼は指導を求めてメンターを尊敬している)。

まとめ

以上、様々な文脈で「上」を表す英語表現とその使い分けについて解説しました。これらの表現を適切に使い分けることで、より正確で自然な英語表現が可能になります。日常会話からビジネスシーン、さらには文学的な表現まで、幅広いシチュエーションで役立つ知識としてお役立てください。


englishcompany



WebRTCで無料英会話