「ally」の意味は?どのように使う?
英単語「ally」は、人や物事が協力してタッグを組むことを表す言葉です。具体的には「同盟を結ぶ」「協力する」「結びつける」といった意味があります。この単語は、特に戦友や協力者としての関係を築く際に使われることが多いです。それでは、「ally」のさまざまな意味とその使い方について詳しく見ていきましょう。
①「同盟を結ぶ」の場合の使い方
「ally」には「同盟を結ぶ」という意味があります。これは、国家間や組織間で共通の目的を達成するために協力関係を築くときに使います。
例文:The two countries decided to ally themselves against the common enemy.
(その二国は共通の敵に対抗するために同盟を結ぶことにした。)
例文:The environmental groups allied to protect the rainforest.
(環境団体は熱帯雨林を守るために協力した。)
例文:Several tech companies have allied to develop a new standard.
(いくつかのテクノロジー企業が新たな基準を開発するために同盟を結んだ。)
②「協力する」の場合の使い方
「ally」は、より広い意味で「協力する」という意味でも使われます。これは、個人や小さなグループが特定の目標を達成するために協力し合う状況を指します。
例文:She allied with local artists to create a community mural.
(彼女は地域のアーティストと協力してコミュニティの壁画を作成した。)
例文:The students allied to organize a charity event.
(学生たちは慈善イベントを企画するために協力した。)
例文:The two companies allied to launch a new product.
(その二つの会社は新製品を立ち上げるために協力した。)
③「結びつける」の場合の使い方
「ally」はまた、人や物事を「結びつける」という意味でも使われます。これは、物事の関連性や人々のつながりを強調するときに用いることができます。
例文:The shared values allied the community members.
(共通の価値観がコミュニティのメンバーを結びつけた。)
例文:Their interests in art allied them as friends.
(芸術への興味が彼らを友人として結びつけた。)
例文:The partnership allied the companies in their goals.
(その提携は会社の目標を結びつけた。)
実際の使用例
これまでに「ally」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How did the two companies manage to ally so effectively?
(どうしてあの二つの会社はそんなに効果的に同盟を結んだの?)
B: They have a shared vision and complementary skills.
(共通のビジョンと補完的なスキルを持っているからさ。)
A: It’s nice to see local artists allying for the community project.
(地域のアーティストたちがコミュニティプロジェクトのために協力するのを見るのは素敵だね。)
B: Yes, it really brings people together.
(ええ、それは人々を本当に結びつけるね。)
「ally」と似ている単語・同じように使える単語
partner
「partner」は「協力者」「相棒」という意味で、「ally」と似たように使われますが、よりビジネス的で長期的な関係を指すことが多いです。
例文:The two companies partnered to develop a new technology.
(その二つの会社は新しい技術を開発するために協力した。)
associate
「associate」は「仲間」「同僚」という意味で、「ally」と近い関係性を示しますが、より個人的で緩やかなつながりを表現することが多いです。
例文:She is an associate of the famous scientist.
(彼女はその有名な科学者の仲間です。)
それぞれの使い分け方
「ally」:特定の目的のために協力関係を築く際に使います。
「partner」:ビジネス的で長期的な協力関係を築く際に使います。
「associate」:個人的で緩やかなつながりを示す際に使います。
「ally」を含む表現・熟語
「ally」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① ally oneself with(~と同盟を結ぶ)
例文:He decided to ally himself with a strong partner.
(彼は強いパートナーと同盟を結ぶことにした。)
② ally against(~に対抗して同盟を結ぶ)
例文:Several nations allied against the common threat.
(いくつかの国が共通の脅威に対抗して同盟を結んだ。)