責任は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「責任」は英語で何と言えばよい?

「責任」という言葉は、日常生活からビジネスシーンに至るまで、様々な場面で用いられる重要な概念です。英語においても、「責任」を表す言葉はいくつか存在し、それぞれの言葉が持つニュアンスや使用する文脈によって使い分けられます。この記事では、「責任」に相当する英語表現とその使い方を例文と共に詳しく解説していきます。責任を持って情報を提供するため、正確な表現を選択し、それぞれの言葉の違いを明確にします。


「責任」の英語訳①responsibility

「責任」の最も一般的な英訳は「responsibility」です。この単語は、個人的な義務や責務、または特定の役割における責任を指す場合に使用されます。一般に、責任を持って行動することを強調する際によく用いられる表現です。以下に、異なる文脈での使用例を挙げます。

「責任」の英語訳①responsibilityの例文

例文①:He takes full responsibility for the project’s success.(彼はプロジェクトの成功に対する全責任を負う。)

例文②:Parents have a responsibility to ensure their children’s education.(親は子供の教育を確実にする責任がある。)

例文③:It’s your responsibility to lock the doors before leaving.(出かける前にドアに鍵をかけるのはあなたの責任です。)


「責任」の英語訳②accountability

「accountability」という単語は、「責任」と訳されることもありますが、こちらは特に結果に対する責任を意味し、ビジネスや政治の文脈でよく使われます。個人や組織が自らの行動や決定に対して説明責任を持つことを指します。以下に具体的な使用例を示します。

「責任」の英語訳②accountabilityの例文

例文①:The company’s CEO has to maintain accountability to the shareholders.(その会社のCEOは株主に対する説明責任を果たさなければならない。)

例文②:Government officials should be held accountable for their actions.(政府の職員は自らの行動に対して責任を負うべきである。)

例文③:There is a lack of accountability in the team, leading to repeated mistakes.(チームには説明責任が欠如しており、繰り返しミスが生じている。)

「責任」の英語訳③liability

「liability」という単語も「責任」と訳されることがありますが、こちらは法的な責任や義務、特に損害賠償責任を指す場合に用いられます。法律的な文脈や、何かしらの損害や損失に対する責任を指摘する際に使用されることが多いです。以下に例を挙げてみましょう。

「責任」の英語訳③liabilityの例文

例文①:The manufacturer may face liability for the defective product.(その製造業者は不良品に対する法的責任を負うかもしれない。)

例文②:Signing the waiver means you accept liability for any injuries.(免責同意書に署名することは、いかなる怪我に対する責任を受け入れることを意味する。)

例文③:The court found him to have no liability in the accident.(裁判所は彼にその事故に対する法的責任はないと判断した。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「責任」の英語訳それぞれのニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これにより、どの単語をどの場面で使うべきかが一目でわかります。

responsibility:個人的な義務や役割における責任

accountability:結果に対する説明責任、特にビジネスや政治の文脈で使用

liability:法的な責任や義務、損害賠償責任を指す場合に用いられる

「責任」を使う際によく用いられる表現

表現① take responsibility

「take responsibility」は「責任を取る」という意味の表現です。自らの行動やその結果に対して責任を認め、それに応じた行動を取ることを示します。以下に例文を示します。

例文:He decided to take responsibility for the mistake and apologized.(彼はミスに対する責任を取ることに決め、謝罪した。)

表現② be responsible for

「be responsible for」は「〜に対して責任がある」という意味の表現です。ある状況やタスクに対する責任があることを表します。以下に例文を示します。

例文:She is responsible for managing the team’s budget.(彼女はチームの予算を管理する責任がある。)

まとめ

この記事では、「責任」という日本語の概念を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈の違いを例文と共に解説しました。英語には「責任」を表すさまざまな単語があり、それぞれに適した使い方が存在します。正確な表現を選択することで、より適切に意図を伝えることができるでしょう。今後、英語で「責任」について話す機会があれば、この記事が役立つことを願っています。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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