「hire」の意味は?どのように使う?
英単語「hire」は、対価を支払って人や物を一時的に利用することを表す言葉です。具体的には「雇う」「雇用する」という意味のほか、「借りる」「賃借りする」という意味もあります。ここでは、「hire」がどのように使われるかを、具体的な例を交えながら解説していきます。
①「雇う」「雇用する」の場合の使い方
「hire」は、主に人を雇うときに使われます。会社や組織が新しい従業員を採用する際に、この単語をよく使います。例えば、新しいプロジェクトのために人を雇うときなどです。
例文:The company decided to hire more staff.(その会社はさらなるスタッフを雇うことに決めた。)
例文:They hired a new manager to improve productivity.(生産性を向上させるために新しいマネージャーを雇った。)
例文:We’re looking to hire someone with expertise in marketing.(私たちはマーケティングの専門知識を持つ人を雇おうとしています。)
②「借りる」「賃借りする」の場合の使い方
また、「hire」は物を一時的に借りる場合にも使われます。特に短期間での利用を前提としたものに使うことが多いです。
例文:We can hire a car for the weekend trip.(週末旅行のために車を借りることができる。)
例文:I hired a bike to explore the city.(街を探索するために自転車を借りた。)
例文:They hired equipment for the event.(彼らはイベントのために機材を借りた。)
実際の使用例
これまでに「hire」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you think we need to hire more employees for this project?
(このプロジェクトのためにもっと従業員を雇う必要があると思いますか?)
B: Yes, especially if we want to meet the deadline.
(ええ、特に期限を守りたいなら。)
A: We’ll hire a car for the weekend, so we can visit more places.
(週末に車を借りるので、もっと多くの場所を訪れることができるよ。)
B: Great idea! It will be more convenient.
(いい考えだね!その方が便利だよ。)
「hire」と似ている単語・同じように使える単語
employ
「employ」という単語も「雇う」という意味があります。「hire」と同様に使えますが、「employ」は雇用の継続性を強調することが多いです。
例文:The company employs over 500 workers.(その会社は500人以上の労働者を雇っています。)
rent
「rent」は「賃借りする」という意味で、「hire」と似た使い方ができますが、通常は長期間のレンタルを指します。
例文:We rented an apartment for a year.(私たちは1年間アパートを借りました。)
それぞれの使い分け方
「hire」:一時的に人や物を利用する際に使います。
「employ」:継続的な雇用を強調するときに用います。
「rent」:長期間の物の賃借りを指すときに使用されます。
「hire」を含む表現・熟語
「hire」は単独で使われることも多いですが、いくつかの熟語の中でも登場します。以下にその例を挙げてみましょう。
① for hire(雇われている、貸し出し中)
例文:The bikes are available for hire at the park entrance.(自転車は公園の入口で貸し出し中です。)
② hire out(貸し出す、外注する)
例文:They hire out equipment for events.(彼らはイベントのために機材を貸し出しています。)
③ hire and fire(雇用と解雇)
例文:The company has a hire and fire policy.(その会社は雇用と解雇の方針を持っている。)
