「quit」の意味は?どのように使う?
英単語「quit」には「やめる」「辞める」「放棄する」といった意味があります。これらの意味は、何かをやめたいときや、継続していた活動を終わらせるときに使われます。ここでは、「quit」のさまざまな意味とその使い方について、具体例を交えてわかりやすく解説していきますね。
- やめる
- 辞める
- 放棄する
①「やめる」の場合の使い方
「quit」には「やめる」という意味があります。例えば、習慣や癖をやめるときに使います。
例文:I decided to quit smoking.(私は喫煙をやめることにした。)
例文:She quit watching TV during the weekdays.(彼女は平日にテレビを観るのをやめた。)
②「辞める」の場合の使い方
仕事や職場を離れることを表すとき、「quit」は「辞める」という意味で使います。
例文:He quit his job to travel the world.(彼は世界を旅するために仕事を辞めた。)
例文:After many years, she finally quit her post as manager.(何年も後に、彼女はついにマネージャーのポストを辞めた。)
③「放棄する」の場合の使い方
「quit」は「放棄する」という意味も持っています。何かを投げ出す、または諦めるときに使います。
例文:He quit the marathon halfway through.(彼はマラソンを途中で放棄した。)
例文:She quit the project when it became too difficult.(彼女はそのプロジェクトがあまりに難しくなったときに放棄した。)
実際の使用例
これまでに「quit」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why did you quit your job?
(どうして仕事を辞めたの?)
B: I wanted to pursue my dream of being a writer.
(作家になるという夢を追求したかったんだ。)
「quit」と似ている単語・同じように使える単語
give up
「give up」という表現も「やめる」「放棄する」という意味があり、「quit」と同様に使えますが、特に諦めるというニュアンスが強いです。
例文:She gave up on her dream of becoming a dancer.(彼女はダンサーになる夢を諦めた。)
resign
「resign」は主に「辞職する」「辞める」という意味で使われ、特に職を辞める際に用いられます。フォーマルな場面でよく使われます。
例文:He resigned from his position last month.(彼は先月その地位を辞職した。)
それぞれの使い分け方
「quit」:一般的に何かをやめるときに使います。
「give up」:諦めのニュアンスを強調するときに使います。
「resign」:職を辞めるとき、特にフォーマルな場面で使います。
「quit」を含む表現・熟語
「quit」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① call it quits(それを辞める、引き分けとする)
例文:After hours of arguing, they decided to call it quits.(何時間も議論した後、彼らはそれを引き分けとすることに決めた。)
② quit cold turkey(きっぱりとやめる)
例文:He quit smoking cold turkey and hasn’t looked back.(彼はタバコをきっぱりとやめ、それ以来吸っていない。)