「senior」の意味は?どのように使う?
英単語「senior」は、年齢や経験が上であることを示す際に使われる単語です。「年上の」「先輩の」「上位の」といった意味があります。また、学校では「最上級生」を指すこともありますね。今回は、「senior」のさまざまな意味と、その使い方を一緒に見ていきましょう。
①「年上の」「先輩の」の場合の使い方
「senior」は誰かが他の人よりも年齢が上であるときや、職場や学校で先輩である場合に使います。例えば、職場で「senior manager」といえば、上級管理職を意味します。
例文:He is my senior by three years.(彼は私よりも3歳年上です。)
例文:She respects her senior colleagues.(彼女は先輩の同僚を尊敬しています。)
②「上位の」「上級の」の場合の使い方
組織や役職の中での「上位」や「上級」を示すときにも「senior」が使われます。これは、経験やスキルが豊富で、責任が重い立場を表すときに便利な言葉です。
例文:He was promoted to a senior position in the company.(彼は会社で上級職に昇進しました。)
例文:The senior members of the team made the final decision.(チームの上級メンバーが最終決定を下しました。)
③「最上級生」の場合の使い方
「senior」は学校の学年を表すときにも使われ、特に最終学年の学生を指します。日本で言うと、高校3年生や大学4年生がそれに当たりますね。
例文:She is a senior at the university.(彼女は大学で最上級生です。)
例文:The senior students are preparing for graduation.(最上級生たちは卒業の準備をしています。)
実際の使用例
「senior」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、会話の中でどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are you a senior in your company?
(あなたは会社で上級職ですか?)
B: Yes, I’ve been working here for over ten years.
(はい、ここで10年以上働いています。)
A: My brother is a senior in high school this year.
(今年、私の兄は高校の最上級生です。)
B: That’s exciting! Is he planning to go to college?
(それは楽しみですね!彼は大学に行く予定ですか?)
「senior」と似ている単語・同じように使える単語
elder
「elder」という単語も「年上の」という意味がありますが、特に家族内での年齢差を示すときに使われます。
例文:My elder sister is a doctor.(私の姉は医者です。)
superior
「superior」は「上位の」「優れた」という意味で、仕事や能力に対しての優越を示すときに使います。
例文:His work performance is superior to others.(彼の仕事のパフォーマンスは他より優れています。)
それぞれの使い分け方
「senior」:年齢や経験の高さを示すときに使います。
「elder」:主に家族内での年齢差を表すときに使います。
「superior」:能力や地位が優れていることを示すときに使います。
「senior」を含む表現・熟語
「senior」を使った表現や熟語は少ないものの、日常会話で使われることがあります。以下に例を挙げます。
① senior citizen(高齢者)
例文:Senior citizens often receive discounts.(高齢者はよく割引を受けます。)
② senior moment(うっかりミス)
例文:I forgot my keys at home, must be having a senior moment.(家に鍵を忘れた、うっかりミスだ。)
③ seniority(年功序列)
例文:Promotions are often based on seniority.(昇進はしばしば年功序列に基づいています。)
