「sucker」の意味は?どのように使う?
英単語「sucker」は、「何かを吸収したり、引き寄せたりするものや人」を表す言葉です。また、「簡単に信じ込んでしまう人」という意味でも使われます。これらの意味には、何かに夢中になる人や、吸着するもののようなイメージが含まれています。ここでは、「sucker」の多様な意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「吸うものや人」の場合の使い方
「sucker」には「吸うものや人」という意味があります。たとえば、植物の吸盤や、赤ちゃんが母乳を吸う様子を指すときに使われます。
例文:The plant uses its suckers to climb up the wall.(その植物は吸盤を使って壁を登っています。)
例文:The baby is a natural sucker.(その赤ちゃんは自然に乳を吸います。)
②「簡単に信じ込む人」の場合の使い方
「sucker」は、簡単に信じ込んでしまう人を指すこともあります。この場合、冗談半分で使われることが多いですが、状況によっては親しみを込めたり、注意を促したりするときにも用いられます。
例文:He bought that fake watch because he’s a sucker for good deals.(彼はお買い得品に弱いので、偽物の時計を買ってしまった。)
例文:She’s a sucker for romantic movies.(彼女はロマンチック映画に目がない。)
実際の使用例
これまでに「sucker」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Look at how that plant climbs with its suckers!
(あの植物が吸盤でどうやって登っているか見てごらん!)
B: It’s amazing how nature works.
(自然の仕組みって本当にすごいね。)
A: I’m such a sucker for those buy-one-get-one-free sales.
(あの1つ買えばもう1つ無料のセールに本当に弱いんだよね。)
B: I know, you always end up buying things you don’t need.
(わかる、いつも必要ないものまで買ってしまうよね。)
「sucker」と似ている単語・同じように使える単語
gullible
「gullible」は「騙されやすい」「信じやすい」という意味で、「sucker」と似たような使い方ができます。特に、人が簡単に信じ込んでしまう特徴を強調したい場合に使用されます。
例文:He’s so gullible that he believed the April Fool’s joke.(彼はとても騙されやすいので、エイプリルフールの冗談を信じてしまった。)
enthusiast
「enthusiast」は「熱中している人」「ファン」という意味で、「sucker」と同様に、何かに夢中になっている人を指します。しかし、こちらは肯定的なニュアンスが強いです。
例文:She’s an enthusiast of classical music.(彼女はクラシック音楽の愛好者です。)
それぞれの使い分け方
「sucker」:何かに引き寄せられる、または簡単に信じ込むニュアンスを持つ。
「gullible」:騙されやすさ、信じやすさを強調するときに使う。
「enthusiast」:何かに熱中している様子を好意的に表現したいときに使う。
「sucker」を含む表現・熟語
「sucker」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現の中にも登場します。以下にその例を挙げてみましょう。
① sucker punch(不意打ち)
例文:He was hit by a sucker punch during the argument.(彼は口論中に不意打ちをくらった。)
② be a sucker for something(~に目がない)
例文:She’s a sucker for chocolate.(彼女はチョコレートに目がない。)
③ born sucker(生まれつき騙されやすい人)
例文:He’s a born sucker for every scam artist out there.(彼はすべての詐欺師に対して生まれつき騙されやすい。)
