英語で伝える「地震の注意喚起」基本単語&とっさのフレーズ

海外には地震がめったに発生しない国や地域も多くあります。日本を訪れた外国人旅行客が大きめの地震に遭遇して恐怖に突き落とされることもしばしば。

地震大国で日頃から鍛えられている身としては、こういう時こそ、冷静に相手をリードしてあげたいところです。

地震に関連する英単語集

  • 地震 ・・・ earthquake
  • 震源地 ・・・ seismic center
  • 余震 ・・・ aftershock
  • 緊急地震速報 ・・・ Earthquake Early Warning
  • 震度 ・・・ Japanese seismic scale

seismicは「地震の」という意味の学術用語です。発音は /sάɪzmɪk/ 。seismic area(震域)や seismic scale (震度)のように広く応用できます。

日本で「震度」として用いられている7段階の区分は日本独自の区分方式である点にも留意しておきましょう。


英語では「マグニチュード」が一般的でない

地震の規模・エネルギーの大きさを示す magnitude (マグニチュード)は、日本では地震学の専門用語のように扱われていますが、英語では単に「大きさ」「巨大さ」という意味です。「(宇宙の)広がり」や「(事の)深刻さ」という意味でも使われます。

もちろん、地震の規模を示す場合にも magnitude は使われます。 この場合には「地震の規模(マグニチュード)は」のように補足してやる必要があります。

英語圏ではむしろ、マグニチュードの尺度を考案した人物にちなんで Richter scale (リヒター・スケール)と呼ぶことの方が一般的です。

「この地震の規模を示すマグニチュードは、4.3でした」
This earthquake  was 4.3 on the Richter scale.
This quake had a magnitude of 4.3 on the Richter Scale.


地震発生時 とっさの一言

比較的大きな地震に遭遇した場合、冷静さを失わないことが何よりも重要です。その場に居合わせた人との会話は、落ち着きを保つ意味でも情報共有の意味でも大切です。

Don’t you feel the house shaking? 
家が揺れている気がしない?
Calm down. It’s no big deal.
落ち着いて。大したことはないよ。
Hide under a table until the tremors of quake stop.
揺れが収まるまで机の下に隠れてください。
Open the window and secure the route. 
窓を開けて、逃げ道を確保してください。
Escape from this building immediately and go to the evacuation center.
すぐにこの建物を離れて、避難所へ向かいましょう。

 


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