英語で「気をつけてね」と伝える表現「Be careful」と「Take care」の違いと使い分け方

日本語の「気をつけて」に相当する、注意を促す際の英語表現には、「Be careful.」や「Take care.」などがあります。どちらもよく用いられる一般的なフレーズです。

「Be careful」と「Take care」は、日本語にしてしまうと区別がつきませんが、それぞれニュアンスや使用場面が異なります。

「be careful」は危惧/注意喚起を示す表現

「be careful」は危険や失敗のおそれがある場面で注意喚起する際に使われる表現です。危険が生じる可能性があるから、油断すると失敗するかもしれないから、だから「気をつけてね」というニュアンスが中心にあります。

英語辞書を見てみると、Cambridge英英辞典では「be careful」を次のように説明しています。

to pay attention to what you are doing so that you do not have an accident or make a mistake


「take care」は気遣いを示す表現

他方「take care」は、「自分を大事にしなさい」というニュアンスが中心にある表現です。

英語辞書を見てみましょう。Oxford英英辞典では、「take care」の意味を次のように説明しています。

1.Be cautious; keep oneself safe
2.Said to someone on leaving them
3.Make sure of doing something

「take care」は特に危険な状況でないときにも「安全に気をつけてね」と呼びかけるときに使われます。人を見送る場合に「気をつけて帰ってね」という場面や、お見舞いに行った際に「お大事に」と声を掛ける場面でも「take care」が使われます。

日本語では場面によっては「ご自愛ください」とも訳されますね。


「~に気をつけて」はwatchで表現する

「床が濡れているから、足下に気をつけてね」という場面では、watch を使って(「watch your step」のように)表現します。

watch は「特定の対象に注意する」というニュアンスで用いられる言い方です。注意すべき対象が明確な場合にはwatchで表現しましょう。

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