英会話が上達する人が取る5つの行動パターン

英語学習者の中でも特にメキメキと英会話能力を上達させる人。そんな人たちの多くに共通する特徴のひとつが積極的・能動的に英語を使っているという点です。とにかく使って慣れる、実践を重ねて経験を積む。言語の獲得においてこれ以上の勉強法はありません。

では具体的にどういった行動を取っているのか。典型的なパターンもいくつか挙げられます。英会話を上達させたいと考えている人は参考にしては。

英語話者と積極的に話す機会を作る

英会話が上達する人の多くは、単に学校の授業でのみ英語を学ぶのではなく、英語を使って英会話を行う機会を自分から探し求めています。

英語で話す相手を見つけて、より多くの時間を英語を使って過ごす。会話は自ずと受け身の姿勢ではなく積極的に話まくる姿勢になれます。

自分の意見を伝える努力は語彙力や表現力を養い、スピーキング力が鍛えられます。相手の言葉に耳を傾け理解することはリスニング力の訓練になり、臨機応変に反応して間髪入れずに回答を考える「英語の瞬発力」の訓練にもなります。継続的に英語を使用することで英語力に磨きがかかっていきます。
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分からないことを尋ねる、調べる

英会話のさなかに知らない単語や表現が出てきた場合、聞き流さずにその場で意味を訊ねる。あるいは、文章中に出てきた未知の表現は辞書などで意味を調べる。雰囲気や前後の文脈で何となく察する技術も大事ではありますが、あやふやにしたままでは後に活かせません。

「知らない単語を聞き分ける」というのも、ある意味では高度なスキルです。もちろん発言内容の大半がちんぷんかんぷんでは質問すらままなりません。自分は何が分かっていて何が分からないのか、を把握しておくことが大前提です。その上で分からないことはためらわず聞き返す姿勢で望みましょう。

相手の発話の速度や語彙レベルが高度だなと感じたら、速度やレベルと落としてもらえないかとお願いすることも重要です。

相手の英語を「聞き返す」重要性、その具体的技術


覚えた知識をすぐ使う

新しく知った単語やフレーズは、忘れる前に繰り返し使うこと、これも重要なポイントと言えます。「新しく覚えた単語はその日のうちに3回使う」というような習慣のある人は、単語の知識をその場限りの情報に留めずに「自分のもの」にする高い能力があります。

日常生活で英語に接する

英会話の機会を見つける他にも、日常生活の中で英語に接する機会を増やすことは可能です。より多く英語に接すれば接するほど、英語がより身近なものとなり、言語として身につきやすくなります。

忙しい人でも「英語漬け生活で英語力アップ」ができる、毎日の生活のちょっとした工夫

洋画や洋楽を趣味とする人の中には、意図せずして英語学習の神髄に近いことを趣味で実現している人もいます。たとえば、洋楽の歌詞を吟味しながら自分でも歌ってみたり。洋画の字幕や吹き替えを切り替えてオリジナル版の台詞を観賞したり、あるいは役者のセリフをマネてみたり。

海外へ行く

アクティブな英語学習法の極めつけは日本国外に英語を使いに行くことでしょう。海外旅行あるいは海外語学留学など、意思疎通を図るために英語を使わざるを得ない環境に自分を投じることは、これ以上ない英会話のトレーニングにつながります。

とはいえ、添乗員つきのパッケージツアーで案内に任せるままの観光旅行や、日本語が通じるお店だけ利用して楽しむだけでは、海外に行っても英会話力は上達しません。英語を使うつもりで海外に乗り出すほどの行動力という部分が重要という点をお忘れなく。

☆英語を好きになろう

英語学習に積極的な人は、根源的には、英語が好きであり、英語で話すことが好きな人なのだと言えるかもしれません。好きこそものの上手なれ、とはよく言ったもので、もっと英語が話せるようになりたい!という意志こそが上達の主要因といえるでしょう。

英語に対するポジティブな姿勢に加えて、明確な目標設定、少しずつ英語力を向上していく積み重ねの意識があると、英会話力の上達度合いは段違いになります。


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