語学留学で英会話スキルを伸ばし絶対に後悔しないためにするべきこと

留学は英語力を思い切り伸ばせる学習方法です。しかし、ただ海外に留学したとうだけで勝手に英語がレベルアップしてくれるわけではありません。留学で期待した結果が出せず後悔したりしないように、必要な準備を整え、万全の体制で留学を成功させましょう。

海外留学・語学留学は、おそらく実践的な英会話スキルを習得するための最高の方法のひとつです。国内で取り組む英語学習とは濃密さの度合いが格段に違います。これは「英語で直接考える」という思考プロセス(いわゆる英語脳)の獲得において決定的に有利な環境です。

海外に渡航して一定期間を過ごす以上、いくら短期留学でもそれなりのコストがかかります。英語圏に渡航するだけでも往復のチケット代が嵩み、滞在中は宿泊費に食費に生活費と出費の山、語学学校に通うとなると学費もかかります。留学を実現するに当たり手配や手続きにかなりの時間と労力が必要です。金銭面だけでなく労力面でも高コストなのです。でも、そうしたコストを投じてでも実施する価値のある成果が期待できます。

ただし、留学が「成功」するかどうかはまた別問題です。ただ海外留学に行って現地で過ごしただけで英語能力が乗り移るというわけでは決してなく、やり方を誤れば全くの無駄骨に終わる可能性だってあります。

留学にいって英語力が伸びるために絶対に外せないポイントが3つあります。

留学前の段階で大切なこと

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事前の英語学習がモノを言う

英語を伸ばすために重要なのは、実は渡航前の学習にあります。

留学は英語力を向上させに行くものですが、留学で英語力を向上するかどうかは留学前の学習がどこまでできたかにかかってきます。

留学の意味を疑問詞するような身もフタもない言い分ではありますが、つまり留学は「学習の総仕上げ」です。それまで積んできた知識を実践的に使いこなす環境として活用することが最も有意義といえます。留学してせっかく本場の英語に接する機会で単語の意味が分からずつまずき、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔することになります。

留学前にカンペキにしておけということではありません。ただ「渡航してから英語の勉強をすればいいや」と考えるのではなく、留学までにできる限りの勉強はしておくという取り組みが必要でしょう。

留学の目的を明確に

語学留学の目的を明確にしておきましょう。ただ漠然と「英会話の上達」程度に捉えるのではなく、「どこまで英語ができるようになりたいのか」「留学でどんな成果を得たいのか」までは明確にしておく必要があります。

目標設定は英語を伸ばすという点で重要なポイントです。留学で海外に滞在できる期間は限られてきますから、意識的に取り組みたい部分を絞り込んで集中的に強化するように意識しないと、ぼんやり手を付けて時間切れということになりかねません。

「留学に期待する成果」を明確にすると、語学学校のコース選びや課外の過ごし方の指針をより明確にできます。ビジネス英語を鍛えたいと決まれば、留学先の語学学校ではビジネス英語に特化したスクールやレッスンを選択したり、語学学校ではなくビジネススクールに学ぶという選択肢も出てきます。留学先で伸ばしたい英語スキルについて考えれば「日本では伸ばしにくい聞き取り力やスピーキング力」のような指針が固まり、そのためには語彙力なんかは前もって強化しておかなければという考え方にもつながります。


留学中の現地で大切なこと

日本語を一切使わない

海外留学にあって日本国内の学習にはない大きな相違点が、「常に日本語が使われない環境に身を置く」という点です。日常生活も学校での授業も全て、英語圏なら英語を使って行われます。いわゆる英語漬け、これによって思考と英語が直結しやすくなります。

海外にも日本語を話す人が全くいない訳ではありません。語学学校などでは決してすくなくない確率で日本人留学生と遭遇します。同郷の留学生仲間は心強い存在ではありますが、「馴れ合い」は絶対に禁物です。

日本字留学生に限らず、どの国にも、同郷人で集まって仲良く時間を過ごす集団がいるものです。そして十中八九、英語力が伸び悩んで後半から周りに差を付けられ、焦り始めます。

もちろん自習に使う教材も日本語の辞書や参考書を閉じて英英辞典や英語の文法書を利用するようにしましょう。目や耳を通じて入ってくる情報から日本語を遮断し、英語だけで生活するようにする。最初はかなりのストレスですが、続けることで「英語を日本語化した上で理解する」という思考プロセスから「英語を直接英語として理解する」という英語脳の思考プロセスに一気に近づきます。

図太く図々しくなる

留学中に英語学習の成果を最大限に引き出すコツは、とにかくできる限り英語を使うことです。特に留学生活の利点を活かすなら、レッスン中だけでなく課外の自由時間を積極的に利用することが大切です。

色々な国の留学生仲間と積極的に会話し、あるいは校外の英語ネイティブの現地人と交流できる機会に積極的に飛び込む。そんな積極性と行動力が必要です。

「察する」「空気を読む」「相手を煩わせない」といった姿勢は、日本人の美徳ではありますが、留学で成果を上げるためにはマイナスの要素です。欧米の行動様式としては自分からアクションをおこすことがむしろ好まれます。及び腰の人は話しかけられることもありません。ちょっと図々しいかなと思われる位の積極性で話しかけるよう心がけましょう。意外と歓迎されて関心を持ってもらえます。

話しかけてもそっけなく対応されてしまうこともあります。それは仕方ありません。気落ちなんでせずに、あくまで積極的に話しかける姿勢を続けましょう。図太く、打たれ強くなることが重要です。これは後々国際社会に出て実際に英語コミュニケーションを取る場面でも必要になるコミュニケーションスキルでもあります。そうした対人コミュニケーションの感覚の違いも留学で得られる大きな収穫です。

言葉は意思疎通のためのツールです。英語を上手に操るよりも、「ヘタな英語でもいいからとにかく正しく伝える」という意思の方が、コミュニケーションにとっては大事です。英語に必要なのはエゴ(駄洒落)

ちょっとした武器を持つ

コミュニケーションは互いに興味や関心(あるいは必要性)があってこそ成り立つものです。興味が湧かないつまらなさそうな人と積極的に関わろうという気になる人はいません。逆に言えば、何か引きつける要素をひとつ持っていると


帰国後の過ごし方で大切なこと

英語に接し続ける

留学を経て、英語ができるようになった実感が得られれば、ひとまずは留学成功と言えるでしょう。しかし油断は禁物です。

留学を通じて獲得できた成果は感覚的な側面によるところが多く、しばらく話さないでいるとすぐに鈍ってしまいます。

これだけ話せるようになれば帰国後に勉強しなくても大丈夫だねと思えるほど留学に成功した人でも、それから英語に全く触れない時期が1ヶ月もあれば、留学前と大差ない状況に巻き戻ってしまいます。

留学後の生活では、ちょっとずつでも英語に接する機会を確保して留学中の英語の感性を保つことが重要です。特に「英語で思考する」感覚は、使わなければどんどん失われていってしまいます。1日5分ほど英語ニュースを聞いて感想をつぶやくだけでも断然違います。

海外サイトで情報収集、SNSで海外フレンドを見つけて交流など、方法は色々とあります。留学前とは段違いに敷居が低く感じられ、また楽しく行えるでしょう。

不足を実感した部分を補う

留学前や留学中にどれほど頑張っても、不完全燃焼に終わった部分というか「もっとアレをやっておけばよかった」という多少の後悔の年はどうしても生じます。

後悔は前向きなモチベーションに転換しやすい感情です。




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