インタビュー:英語力が短期間でアップする、英語コーチングスクール「プログリット」とは?

プログリットは、2016年に開校した「英語コーチングスクール」です。英語コーチングスクールというのは、英会話スクールやオンライン英会話サービスのような“英会話”を行うものではなく、お客様に最適な英語学習方法を伝授し、学習継続の支援を行うスクールのことです。

お客様は日々、専属のコンサルタントとチャットツールを通じて連絡を取り合い、徹底的な学習計画管理と問題が発生した際の緻密なアドバイスを受けながら最短で英語力が上がるように自習をしていきます。

そもそも、お客様の英語力や英語学習の目的は人それぞれ異なります。ですのでプログリットでは、お客様1人ひとりの英語力を診断し、最適なカリキュラムを作成し、学習が始まってからはコンサルタントがマンツーマンで英語力向上までやり切るサポートを行います。

2018年11月、プログリット有楽町校において、マーケティング担当の福田氏にお話を伺ってきました。

日本一英語力の伸びるサービスを作ろうという思いからプログリットが誕生

――まずは、プログリットが誕生したきっかけについて教えてください。

私は創業メンバーではないのですが、創業メンバーである岡田(=株式会社GRIT 代表取締役社長 岡田祥吾氏)から聞いた話を基にお話しできればと思います。

実は、岡田はもともと英語学習に苦労してきたという経緯があります。彼はもともと英語が苦手だったようで、大学受験の時に受けたセンター試験の英語リスニングは一問もわからなかったとか。

その後、大学に入学した彼は、合格倍率が低いことで選んだ工学部電子情報学科が、将来ITエンジニアになるという人ばかりだということに入学してから気づいたようです。

それで彼は自分の目指す道ではないと思い、「自分はビジネスで勝つしかない。それならば苦手な英語力を鍛えないといけない」と1年間の海外留学をしたようです。

そこである程度の英語力がついた彼は、マッキンゼー&カンパニーに就職しました。しかし、岡田の英語力ではまったく歯が立たなかったそう。

また、世界で活躍するビジネスパーソンの英語力をみて、「日本人は仕事ができるにも拘わらず、英語力が足りないがために海外企業に負けてしまっている。だから、日本人は英語力を上げようと努力しているが、思うように成果に繋がっていない。なぜ日本人の英語力が上がらないのだろうか?」ということを考えていたようです。

その後、岡田は日本の英会話スクールに通って、ある事に気づきました。それは、「週に1回英会話スクールに通っていたら英語力は上がるだろう。と慢心してしまう。でも週に1回の英会話スクールだけで英語力が身につくわけがない」と。

結局、岡田がマッキンゼー&カンパニーで通用する英語力を身につけた方法は「自習」でした。

ただ、自習の際の問題点があったそう。それは、今自分がやっている教材や学習法が最適なのかがわからないので、迷いながら学習をしてしまうこと。

このような経験をもとに、「日本人が世界で活躍できる英語力を身につけることができる、日本一英語力が伸びるサービスを創ろう」と決めました。

――なぜ英会話スクールではなく、英語コーチングサービスを始めたんですか?

英語コーチングサービスを立ち上げようと思って立ち上げたわけではありません。日本一英語力が伸びるサービスを創ろうと決めて、サービスの内容を具体的に作っていったところ、結局英語力を伸ばすためには“良質な自習”が必要だった。良質な自習を提供するためには、「学習者にとって最適な学習法」と「学習者が必ず継続できる仕組み」の2つが必要不可欠な要素だったんです。この2つを常に満たすことができるプログラムを作っていたところ、たまたま英語コーチングサービスという事業形態が日本でも少しずつでてきました。ですので、今は英語コーチングサービスと言うようになりました。

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お客様に寄り添い、最も良い成果が出るように最適な学習法を提供

――プログリットでは、具体的にどのようなサービスを行っているんですか?

お客様にマンツーマンでコンサルタントが就かせていただき、3か月間集中してトレーニングすることで、英語力の向上を目指します。毎日大体3時間程度学習していただきますから、「結構スパルタだね」と言われることもありますが、よく言われるスパルタ、というわけではありません。

プログリットのコーチングサービスは大きく分けて2つの特徴があります。

1つ目は、お客様の英語力を科学に基づいて徹底的に分析することです。それによって最短距離で英語力を向上させることができます。これがプログリットの強みの1つであり、単なるスパルタではない理由でもあります。

例えば、リスニングが全然できない。という課題があった場合でも、「ではたくさんリスニングをしましょう」というような安直な解決策にはしません。実はリスニングができない理由は複数あります。まずは、聞こえてきた音を英単語に変換すること(音声知覚)ができないのか、もしくは英単語に変換することはできるが、その意味を日本語に変換すること(意味理解)ができないのか。という2つに分解することができます。その中でも音声知覚ができない理由もまた2つに分かれます。そもそも聞こえた英単語を知識として知らないのか、もしくは知ってはいるが変換が弱いのか、といった具合です。

このように細かく分析することで、お客様が英語習得でつまずいているポイントを的確に把握でき、やるべき対策が明確になり、迷わずに学習を継続することが可能です。

2つ目の特徴は、お客様が学習を継続できる仕組みを持っていることです。どれだけ正しいアプローチをしていてもお客様が学習を継続できなければ成果がでないので、我々は創業以来お客様が学習を継続できるためには何をすべきか。を研究し、ある答えにたどり着きました。それは以下3つの条件が常にYESの状態になっているか、ということでした。

 

  1. 人生の中で優先順位が高いか
  2. 成し遂げるための方法に納得できているか
  3. 成長を実感できているか

 

これら3つの条件を常にYESの状態にするために、我々は専属のコンサルタントが就かせていただき、「そこまでやるんだ!」と驚かれるほどの学習計画管理や、毎日チャットツールでの連絡などを行います。


――毎日の学習スケジュールはコンサルタント側から提示されるのでしょうか。

スケジュールは基本的にはお客様が作ります。専属のコンサルタントは、「この教材について1日これぐらいのペースで進めていきましょう」といったアドバイスはしますが、いつどこで何をやるか。というのを最後はお客様自身に作成して頂きます。

この、“いつ”・“どこで”・“なにを”やるかまで管理するので、驚かれることも多いのですが、人はそこまで管理していかないとやらなくなってしまのです。また、それに加えて、チャットツールを通じて、「今から始めます」「今終わりました」という情報を全て送っていただきますので、やっていなかったらすぐにバレます。(笑)

このプレッシャーがやらないといけない。という気持ちになるというわけです。

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英語によるコミュニケーションスキルを磨きたいという受講生が多い

――どんな人がプログリットに通っていますか?

英語力をつけたいという方であれば、どんな方でもいらっしゃいます。その中でも多いお客様の層としては、35歳前後でビジネスマンとしてご活躍されている方が多いようには思います。例えば、今まさに英語のプロジェクトにアサインされようとしている方や、英語ができれば昇格や昇給に繋がる方、英語力をつけてすぐにでも転職したい方などが比較的多い印象です。ただ、日本で英語力をつけたいと思っている方は多いですし、そのために何年も英語サービスを受けている方も多いと思います。何年も英語サービスを受けると結局数十万円の支払いをしていると思うので、それであれば短期で一気に英語力を伸ばした方が価値があります。ですので、“数年後英語ができていないのは嫌だな”という方にもどんどん我々のサービスを受けて頂きたいと思います。

――例えば、TOEIC 400点程度の英語力しかないけれど、990点取りたいということで受講している方はいますか?

もちろんいらっしゃいます。ただ、3か月でTOEIC 400点から990点を目指すのはあまり現実的ではありません。ですので、お客様の現状分析を行った上で、その方が短期で目指すことができる最適な目標を決めていくこともよくあります。

また、我々のサービスはお客様が卒業したら英語力が伸びなくなるものではありません。プログリットで3か月間みっちり学習することで、英語学習を行う習慣が身に付きますし、卒業時に今後1年間の学習計画を作成させていただきますので、これらによって最終的な目標が達成できるまで学習を継続することが可能となるというわけです。

お客様の中には、“この学習習慣がつくこと”に一番ご満足いただける方も多くいらっしゃいます。

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(プログリット校舎内の風景)

本気で英語力を伸ばすなら「プログリット」と言ってもらえるようになりたい

――プログリット、およびGRIT社の今後の展望について教えてください。

プログリットは、まだ知らない方もいらっしゃるので、多くの方に知ってもらいたいですね。そして、「本気で英語力を伸ばしたいならプログリットだよね」と思っていただけるように、ビジネスを展開していきたいと考えています。

――最後に、英会話コラムの読者へ一言お願いします。

本屋に行けば、これさえやれば大丈夫!と謳っている英語学習本が大量にあります。Webでサービスを調べたら、英会話スクールやオンライン英会話、英語学習アプリなど様々あります。どのようなサービスでも英語力を伸ばすことができる人はもちろんいます。ですが、全員の英語力を伸ばせる英語学習手法があるわけではありません。大切なことは、ご自身の英語力がどのような点に課題があるのか、どういった学習法が適しているのかを理解することです。弊社では、この英語力分析と学習法提案を無料でカウンセリングしておりますので、ぜひお気軽にお越しください。お待ちしております。

――ありがとうございました。

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