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なるようになるは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「なるようになる」は英語でどう言えばよい?

「なるようになる」という表現は、日本語のある種の運命的な受容や、物事が自然な流れに任せる意味合いを持っています。この表現を英語に訳す際には、その文脈やニュアンスに応じて、いくつかの異なるフレーズを使用することができます。ここでは、そのような英語表現をいくつか紹介し、それぞれの使い分けについても解説していきます。具体的な例文を交えながら、この表現の英語版を理解しましょう。

「なるようになる」の英語訳① What will be, will be

「なるようになる」の直訳に近い英語表現は「What will be, will be」です。このフレーズは、未来の出来事に対してどうすることもできないという諦めや、運命を受け入れる際に使われます。しばしば、心配事に対して安心を与えるために用いられる言葉です。

例文①:Don’t worry about the results. What will be, will be.(結果について心配しないで。なるようになるから。)

例文②:I did my best, so now all I can do is wait and see what will be, will be.(私は最善を尽くしたので、今は待って、なるようになるのを見るだけです。)

例文③:They say that what will be, will be, no matter how much we plan.(どれだけ計画しても、なるようになるものはなると言うね。)

「なるようになる」の英語訳② Let nature take its course

もう一つの表現は「Let nature take its course」で、これは物事を自然の流れに任せるという意味です。特に医療や生命の話題において、介入せずに自然の成り行きに任せることを示す際に使われますが、他の文脈でも応用可能です。

例文①:The doctor advised us to just let nature take its course.(医者は自然の成り行きに任せるようにと助言してくれた。)

例文②:Sometimes, it’s best to let nature take its course instead of trying to control everything.(時には、全てをコントロールしようとするよりも自然の成り行きに任せた方が良いこともある。)

例文③:After the storm, we decided to let nature take its course with the fallen trees in our backyard.(嵐の後、私たちは庭の倒れた木については自然の成り行きに任せることにした。)

「なるようになる」の英語訳③ It is what it is

「It is what it is」という表現も「なるようになる」と似たニュアンスを持ちます。このフレーズは、変えられない状況や事実を受け入れる際に使われることが多く、ある種の諦念を表します。

例文①:I can’t change the past, so it is what it is.(過去は変えられないから、それはそれでいいんだ。)

例文②:We didn’t win the game, but it is what it is. We’ll try harder next time.(試合には勝てなかったけど、それはそれで仕方がない。次はもっと頑張ろう。)

例文③:The decision has been made, and it is what it is. We have to move forward.(決定は下された。それはそれで受け入れるしかない。前に進まなければならない。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これらの表現は似ているようでいて、微妙な違いがあります。

What will be, will be:運命や未来に対する受容の意味合いが強い。

Let nature take its course:自然の流れや自然の法則に任せることを強調。

It is what it is:変えられない状況や事実を受け入れる際に用いられる。


「なるようになる」を使う際によく用いられる表現

表現① Go with the flow

「Go with the flow」という表現は、「なるようになる」の意味でよく使われます。これは、状況に抗わずに流れに身を任せるという意味です。例文:Just relax and go with the flow.(リラックスして流れに身を任せなさい。)

表現② Take things as they come

「Take things as they come」というフレーズも、物事をそのまま受け入れるという意味で、「なるようになる」と同じような状況で使われます。例文:We can’t predict everything, so we have to take things as they come.(全てを予測することはできないから、物事をそのまま受け入れなければならない。)

まとめ

この記事では、「なるようになる」という日本語の表現を英語でどのように言い表すか、その使い方から使い分けまで、例文付きで解説しました。これらの表現は、運命を受け入れたり、流れに任せたりする際に役立つでしょう。状況に応じて適切な表現を選ぶことで、英語でのコミュニケーションがより豊かになります。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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