「使役動詞」は英語で何という?例文付きで解説!

「使役動詞」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「使役動詞」について考えたことはありますか?英語で「使役動詞」をどのように表現するのでしょうか?

左の画像

この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。

「使役動詞」の英語訳① causative verb

使役動詞の英語訳として一般的に使われるのが「causative verb」です。このcausative verbは、誰かに何かをさせるというニュアンスがあります。英語の文法でよく使われる表現です。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The teacher made the students write an essay.(先生は生徒たちに作文を書かせた。)
② She had her assistant call the client.(彼女はアシスタントに顧客に電話をかけさせた。)
③ They let their children play outside.(彼らは子供たちを外で遊ばせた。)

「使役動詞」の英語訳② make

makeも「使役動詞」として使うことができます。ただし、makeは強制的に何かをさせるというニュアンスを含みます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The movie made me cry.(その映画は私を泣かせた。)
② The coach made the team practice harder.(コーチはチームにもっと厳しく練習させた。)
③ The story made him laugh.(その話は彼を笑わせた。)

「使役動詞」の英語訳③ have

haveも使役動詞として用いられます。haveは、誰かに何かをしてもらうというニュアンスがあります。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① I had the mechanic fix my car.(私は整備士に車を修理してもらった。)
② She had her hair cut.(彼女は髪を切ってもらった。)
③ We had the gardener plant new flowers.(私たちは庭師に新しい花を植えてもらった。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
causative verb:使役動詞全般を指す文法用語で、幅広い文脈で使用される。
make:強制的に何かをさせるニュアンスがあり、感情や行動を引き起こす場面で使われる。
have:誰かに何かをしてもらう際に使われ、依頼や指示の意味合いが強い。


「使役動詞」を使う際によく用いられる表現

表現① let someone do something

let someone do somethingは、誰かに何かをさせるという意味の表現である。
例文:The parents let their kids stay up late.(両親は子供たちを遅くまで起きさせた。)

表現② get someone to do something

get someone to do somethingは、誰かに何かをしてもらうという意味の表現である。
例文:I got him to help me with the project.(私は彼にプロジェクトを手伝ってもらった。)

「使役動詞」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
allow 許可する
force 強制する
permit 許可する
encourage 奨励する

まとめ

使役動詞は、誰かに何かをさせる際に使われる重要な文法要素である。英語では「causative verb」として知られ、「make」「have」「let」などの動詞がよく使われる。これらの動詞は、それぞれ異なるニュアンスを持ち、文脈によって使い分けることが大切である。どの表現を使うかは、状況や意図によって異なるため、しっかりと理解して使いこなそう!




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