【通じない英語】「ハイティーン」は英語ネイティブは使わない変な英語

和製英語に要注意! それはネイティブが使わない英語・ネイティブに通じない英語です。

今回の和製英語は「ハイティーン」。

英語では teen とは言うが high teen とは言わない

日本語のいわゆる「ハイティーン」は、ティーンエイジャー(teenager)のうち高めの年齢層を指す言い方です。いわゆる10代後半。

teenager は数字に -teen という語尾がつく年代、つまり 13歳(thirteen)から19歳(nineteen)までの年齢層を指す言い方です。思春期~青年期という、人生におけるとりわけ多感な時代を一言で括ってしまえる、けっこう便利な言い方です。

しかし英語には年齢層を区分して high teen と呼ぶ言い方は基本的にありません

late teenager とは言います

teen のうち高めの年齢層を指す英語表現としては、 older teenager または late teenager といった表現が一般的に使われています。

英語の慣用表現に in one’s teens  (10代の頃)という表現がありますが、これは in one’s late teens にすれば「10代後半の頃」と表現できます。


High+teen という表現にはまま遭遇するが……

英語圏のニュース等を見ていると、記事見出しなどで High と teen が並んでいる例を目にすることがあります。

これは High School の略です

ざっと見ると、どの記事もいわゆるハイティーンに該当しそうな青少年を取り上げています。ただし13歳を取り上げた記事の存在により、日本語のハイティーンとは意味が一致しないと判断できます。

注目すべきは High の頭文字が大文字で記されている点。そして、Colfax High や Layton High のように固有名とセットで登場している点。そう。どの記事も High を High school の略と見て読むとスッと意味が通ります。

というか Verrado High teen ~ の記事では本文中に Verrado High School in Buckeye という記述があります。

アメリカでは14歳からハイスクール

日本の学校制度では基本的に「6-3-3」で小中高と進級していきます。アメリカの場合、州や学区によっても多少の違いがありますが、「5-3-4」で進級する場合が一般的です。この場合14歳になるともうハイスクールに進級するわけです。

全米が 5-3-4 式というわけでもなくて、6-2-4 で分けている州もあれば、日本と同じ 6-3-3 式のところもあります。結構ややこしい。アメリカでは「1年生」から「12年生」まで通して数えることで混乱を回避しています。

記事に取り上げられた Verrado High の女生徒は13歳でハイスクールに所属しているようですが、その理由が何なのかは当該記事からはちょっと判断できません。州や学区・学校の進級制度によるものなのか、飛び級でもしたのか、あるいは単に早生まれなのか。謎は深まりません。





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