日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。
今回の和製英語は「ice candy 」。
「アイスキャンディー」は和製英語。でも「アイス」なら通じるかも
「アイスキャンディー」(ice candy)は、英語では ice pop 、あるいは frozen pop などと言います。 アメリカでは特に Popsicle 、イギリスでは ice‐lolly とも言います。
Popsicle(ポプシクル)はアイスキャンディーの元祖であり代名詞的存在とも言える商品のブランドです。登録商標(2000年代以降はユニリーバの商標)であり一般名ではないという点には注意が必要です。ただし、北米では popsicle の呼び名が広く認知されており、ほぼ一般名詞のように扱われています。
日本語でも今や「アイスキャンデー」の呼び名は懐かしい響きがあり、昨今ではむしろ単に「アイス」と呼ばれることの方が多いと言えるでしょう。「アイス」は、アイスキャンデーの略とも解釈できますが、英語の ice には「氷菓」の意味もあります。その意味で、今日の「アイス」という呼び名は英語としてもそれなりに正しい言い方です。
イギリス英語では ice はアイスクリームを指すこともあります。
「アイスキャンディー 」は英語でこう言おう!
「 幼い頃は、よくアイスキャンディーを食べていた。 」
I used to eat ice pops a lot when I was little.