「今まで本当にありがとうございました」英語で伝える別れ際の一言

会うは別れの始め、といいます。出会いがあればいつかは別れの時が訪れます。日本語なら別れ際には「今まで本当にお世話になりました」のような言葉を交わすところでしょうか。英語では「今までありがとうございました」という感謝の気持ちを中心に伝えましょう。

「ありがとう」を英語でどう言う?場面別ニュアンス別のお礼と感謝の上手な言い方
みんなの回答:今までありがとうございました。は英語でどう言うの?

Thank you for everything. が定番

Thank you for everything. は別れ際の挨拶として使われる定番フレーズです。諸々のこと全てに感謝している、と伝えることで、これまでの関係を総括しつつ、よい関係が築けていた、別れが惜いという気持ちを表現できます。

Thank you for everything you’ve done for me.(あなたが私にしてくれたこと全に感謝します)という言い方も定番です。

Thank you for everything. は、相手との立場関係にかかわらず幅広く使えます。恋人が関係を解消する別れ際にも使えます。別れ際でなく「いつもありがとうございます」という意味合いの感謝フレーズとしても使われます。

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感謝してもしきれません(can’t thank enough)

ありきたりな言葉では表現できないくらい感謝している、という気持ちを伝えたいなら、 I can’t thank you enough. のような言い方が使えます。どれだけ感謝しても足りません、と伝える表現です。

I can’t thank you too much と述べても同じ意味合いが表現できます。

感謝の気持ちであふれそうです

I am full of gratitude. も似た趣旨の感謝フレーズとして使えます。「感謝の気持ちでいっぱいです」と述べることで、あふれんばかりの感謝を伝えられます。あまり大ゲサな響きを伴わないので使いやすいフレーズです。

あえて大ゲサな調子を演出するなら I am overwhelmed with gratitude. のように表現する手もあります。overwhelm /əʊvəwélm/ は「圧倒する」という意味合いの他動詞で、「感謝の気持ちに呑み込まれてしまっております」というニュアンスが表現できます。


丁寧さ重視なら appreciate や be indebted で

目上の人や、そこまで親しくない相手に対しては、やや丁寧な表現で別れ際の感謝を述べた方が場に合うでしょう。たとえば、appreciate(ありがたく思う)や be indebted(恩義を感じる)といった動詞が使えます。

appreciate や be indebted のような語はよそよそしく響きやすいので、口調や表情で真心のこもったニュアンスを補いましょう。

I greatly appreciate what you have done for me.
あなたがしてくださったことにとても感謝しております
I am deeply indebted to you for all you have done for me.
あなたがしてくださった全てのことに深く感謝いたします

もう一言添えて特別感を出すフレーズ

今までありがとうございました、という一言に加えて、相手に応じてもう一言、何か言い添えてあげると、感謝の言葉がいっそう深く心に届くようになるでしょう。

you are the best

あなたは最高です

率直に相手を褒める表現です。「最高です」というよりは「本当に素晴らしい方です」くらいの表現として伝わります。

I will miss you

さみしくなります

別れの寂しさを伝える表現です。これを伝える場面ではまだ相手と別れてはいない状況でしょうから、未来表現で I will miss you.(これから寂しくなる)と述べましょう。

自分がみんなのもとを去る、という一対他の別れの場合、I’ll miss everyone of you here(ここにいる皆と別れるのが寂しい)というように表現すると、一人ひとりに思いを馳せているニュアンスが幾分増します。

I won’t forget you

あなたを忘れません

言葉通り、君を忘れない、という思いを伝える力強いフレーズです。

not の代わりに never を使って I will never forget you と表現すると「絶対に忘れない」という強いニュアンスが加わります。

it is my pleasure working with you

あなたと共に働けてよかった

ビジネスシーンでは使いやすい表現と言えるでしょう。同僚から上司にまで、幅広く使えます。




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