英語の別れ際のあいさつ「goodbye」と「see you」の違い

別れ際のあいさつとして使える英語表現は沢山あります。まず思いつくフレーズは Goodbye.See you. などでしょう。もし、どちらか一方を選ぶとすれば、断然 See you. の方をお勧めします。

goodbye は離別・告別の場面でも用いられる表現なので、少し悲観的なニュアンスを含みやすいのです。その点、see you は再会を前提した気軽な表現です。

英語の「別れ際のあいさつ」場面別・ニュアンス別フレーズ集
みんなの回答:また会えたらいいな。は英語でどう言うの?

「goodbye」は「さよなら」的表現

「good-bye」には、「次にいつ会えるか分からない」、「もう会うことがないかもしれない」という、お別れを告げるニュアンスが含まれることがあります。

近々会うことがはっきりしている相手に「good-bye」と言うと、場合によっては、「次に会うことを想定していない」または「もう会いたくない、これで最後にしたい」という意味合いで受け止められる可能性があります。

もちろん、good-bye が純粋に悲観的なフレーズというわけではありません。単純気軽に「今日はこれにて」という程度の意味でも「good-bye」は使われます。

普段のあいさつでも使うけれど、場合によっては悲観的なニュアンスも含まれる。こうした部分は日本語の「さようなら」も同じですね。


「see you」は「またね」的表現

きっと再会することが分かっている相手には、別れの場面で「see you later」(またあとでね)と言ってあいさつしましょう。

別れの挨拶としての See you. は「I’ll see you」(または「I’ll be seeing you.」)の略で、きっと再会するという力強さのある表現です。

see you は再会の時期がいつ訪れるかに関わらず使うことができます。ほんの数分後でも、数日後でも、数か月後でも、いつになるか分からない場合であっても、「また後で」という点には変わりありません。

また会えるかどうか分からないけど再会を願っている、という意味で「I hope to see you.」(きっとまた会えるよね)のように表現することもできます。

See you! じゃあね!
See you soon. またね。
See you later. また後でね。
See you later on. また後ほど。
See you then. では、その時にまた。
See you tomorrow. また明日。
See you next week. また来週。
See you again. また会いましょう。
See you again someday. またいつかお会いしましょう。
I hope to see you soon. また会えるといいな。

「see you」は「また会えたね」の意味でも使える

see you ( I’ll see you.)は別れの挨拶ですが、Nice to see you. といえば再開した場面での挨拶となります。

 I’ll see you! =「また会おうね!」
Nice to see you!  =「また会えて嬉しいよ!」

出会った時のあいさつは、初対面の相手には Nice to meet you. と言い、すでに面識のある相手には Nice to see you. と言う、という使い分け方が一般的です。この使い分けも、別れ際の挨拶と結びつけて「see you」の流れを捉えれば、すっと理解できるのではないでしょうか?




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