「類友」「似た者同士」は英語でどう言う?

「類は友を呼ぶ」という慣用句は、世界中に似たような表現のある、普遍的な見地です。英語では Birds of a feather flock together. あるいは Like attracts like. といった表現でおおむね同じ趣旨が表現できます。

日常会話の中では、類友のような言い回しを用いる機会よりも、むしろ「似た者どうしだわね」という風に述べる場合の方が多いでしょう。「似た者どうし」は、より簡素な語彙ですっきり表現できたりします。

「類友」を英語で表現できる言い回し

Birds of a feather flock together.

Birds of a feather flock together. は、「類は友を呼ぶ」とほぼ同じ意味で使われている、昔からあることわざです。

birds of a feather、さらには BOF と略されることもあり、このような略語も「類友」のような使われ方と似ていると言えます。最近では同好による集まりや、ビジネスに関わる特定のテーマについて討論するような会のことを BOF meeting と呼ぶ場合もあります。

直訳すると、birds of a feather で一種類の羽つまり同種の羽を持つ鳥たち、そして flock が「群れる」という動詞ということで、「同種の鳥は群れを成す」という意味になります。同じ種類の者たち、似た者同士は、自然と一か所に集まっていくという習性を表しています。

Like attracts like.

「類は友を呼ぶ」を意味するもう1つのことわざは、Like attracts like. です。

like にはいろいろな意味がありますが、名詞で「同類」「似た者」という意味を持っています。そして attract は「惹きつける」「魅了する」という意味の動詞です。

つまり「同類は同類を引き寄せるものだ」という意味で、「類は友を呼ぶ」とほぼ同様の意味だと言えます。

Birds of a feather flock together. がかなり古い言い方なので、日常会話においては Like attracts like. の方が好まれる傾向にあるようです。

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Great minds think alike

「類は友を呼ぶ」と近い意味で、「同じこと考えてた」「考え方が似ているね」と表現したい場合は Great minds think alike. というフレーズを用いる場合があります。

great minds は「偉人」という意味で用いられています。偉人や賢者はみな同じように考えるものだ、という意味のことわざです。

たいてい自分が言おうとしていたことを相手に言われたときなどに、「さすが私たちね!」と冗談交じりに自分たちを褒めあうような意味合いで用いられることが多い表現です。


「似た者同士」を表す言い回し

two of a kind

two of a kind は「似た者同士」を表す際に最もよく使われるフレーズだと言えます。a kind で1つの種類、同族を意味するので、two of a kind で「同じ種類の中の2人」という意味になります。

We are definitely two of a kind.
わたしたち絶対似た者同士だよね

kindred spirits

「同人」「気が合う者同士」という意味では kindred spirits という表現が使えます。

一般的に kindred は「親戚」「血縁の」という意味で用いられますが、そのくらい近いものを感じる、同性質である、という意味合いからか kindred spirits で1つの慣用表現ができあがっています。

We immediately found each other kindred spirits.
我々はすぐに意気投合した
8 CLUES YOU HAVE A KINDRED SPIRIT CONNECTION
同好の士を見出すための8つの手がかり
ーーOMTimes, July 31, 2014

have so much in common

英語で「似た者同士」を表す際には「似た者」という名詞にはこだわらず、「趣味や好きなものが同じ」「互いに共通点が多い」と文章で述べた方が自然に表現できる場合もあります。

have so much in common は、日常会話でもよく登場する定番フレーズです。一見文法がわかりにくいような印象を受けますが、簡略化されているだけで決して難しくはないので使いやすい一言です。

まず目的格が so much となっていますがこれは so many things を言い換えた形です。in common が「共通して」という副詞の役割を持っているので、We have so much in common. で「私たち共通点がたくさんあるね」といった意味になります。

このフレーズが最もよく使われる形ではありますが、様々に言い換えが可能です。We have a lot in common.We share a lot in common. といった形でもよく使われます。

また so much や so many things などと表している場合、その共通点は多岐に及びます。趣味や考え方、住んでいる場所や家族構成、通った学校や仕事の内容など、なんでも良いわけです。

「共通の趣味が多いんだ」など何が共通なのか明確にしたい場合は We have some hobbies in common. のように明言することもできます。

share the same vibes

よりスラング的に「似た者同士」を表現する言い方としては、share the same vibes というフレーズが使えます。

vibe とは、本来は vibration(振動)という単語の短縮形ですが、スラングとしては一般的に「感じ」「雰囲気」「フィーリング」「ノリ」のようなものを表します。基本的に複数形で用いられます。

つまり share the same vibes は日本語で言うところの「気が合う」「同じ気持ちを持つ」「似た雰囲気がある」といった感覚を表していると言えるでしょう。

vibes はかしこまった場ではこのような使い方はされないので注意が必要ですが、誰かと似ているという直感を素直に伝える表現として活用できそうなフレーズです。

I feel like we share the same vibes.
ぼくたち似ているような気がするよ
I just met someone who totally shares the same vibes.
さっき最高に気が合う人に会った




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