2024-02-28-163637-1.jpg

必要ないは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「必要ない」は英語で何と言えばよい?

「必要ない」という表現は、日常生活で頻繁に使われるフレーズです。しかし、英語にはこの日本語の表現に相当する様々なフレーズが存在します。この記事では、「必要ない」を英語でどのように表現するか、そしてその使い分けについて例文を交えて解説します。どのシチュエーションでどの表現を使うべきか、この記事があなたの英語学習に役立つことでしょう。

「必要ない」の英語訳①not necessary

「必要ない」の直訳に近い表現として「not necessary」があります。これは、何かが必須ではない、または必要性が低いという意味を持ちます。一般的に、フォーマルな文脈やビジネスシーンでよく用いられます。

例文①:Bringing your own laptop to the meeting is not necessary.(会議に自分のラップトップを持ってくる必要はありません。)

例文②:It’s not necessary to reply to this email if you have no further questions.(他に質問がなければ、このメールに返信する必要はありません。)

例文③:Wearing a suit is not necessary for the company tour.(会社見学にスーツを着る必要はありません。)

「必要ない」の英語訳②unnecessary

「unnecessary」もまた「必要ない」という意味を持つ言葉ですが、こちらは不必要、余計なものというニュアンスが強いです。何かが完全に不要である、または過剰である場合に使われることが多いです。

例文①:Buying another car now would be unnecessary.(今、別の車を買うのは不必要です。)

例文②:The additional information you provided was unnecessary but appreciated.(あなたが提供した追加情報は不必要でしたが、感謝しています。)

例文③:Please avoid unnecessary comments during the presentation.(プレゼンテーション中は不要なコメントを避けてください。)

「必要ない」の英語訳③no need

「no need」は「必要ない」という意味を持つ非常にカジュアルな表現です。日常会話や友人同士のやりとりでよく使われます。この表現は、何かをする必要が全くないことを強調する際に便利です。

例文①:There’s no need to hurry; we have plenty of time.(急ぐ必要はありません。時間はたっぷりあります。)

例文②:No need to apologize; it was not your fault.(謝る必要はありません。それはあなたのせいではありません。)

例文③:You can leave the dishes; there’s no need to clean up right now.(皿はそのままでいいです。今すぐ片付ける必要はありません。)

「必要ない」の英語訳④not required

「not required」という表現は、何かが法的に、または規則上、必須でない場合に使われます。この表現は、特に公式の文書や指示で見かけることが多いです。

例文①:Attendance at the briefing session is not required but recommended.(ブリーフィングセッションへの出席は必須ではありませんが、推奨されています。)

例文②:It is not required to wear a badge outside the office premises.(オフィスの敷地外ではバッジを着用する必要はありません。)

例文③:Submitting a cover letter is not required for this job application.(この求人への応募にはカバーレターの提出が必須ではありません。)

「必要ない」の英語訳⑤not needed

「not needed」というフレーズは、「必要ない」という意味を持ち、何かが現在の状況や目的には必要ではないことを示します。この表現は、カジュアルからセミフォーマルな文脈まで幅広く使われます。

例文①:Your help is not needed at the moment, but thank you for offering.(今はあなたの助けは必要ありませんが、申し出てくれてありがとう。)

例文②:This feature is not needed for the basic use of the software.(この機能はソフトウェアの基本的な使用には必要ありません。)

例文③:An advanced degree is not needed for this position.(この職位には高度な学位は必要ありません。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

これまでに挙げた「必要ない」という日本語の表現に対する英語訳は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持っています。ここでは、それぞれの表現の違いを簡潔にまとめてみましょう。

not necessary:何かが必須ではない、または必要性が低い場合に使われる。

unnecessary:何かが完全に不要である、または過剰である場合に使われる。

no need:何かをする必要が全くないことを強調する際に使われるカジュアルな表現。

not required:何かが法的に、または規則上、必須でない場合に使われる。

not needed:何かが現在の状況や目的には必要ではないことを示す。


「必要ない」を使う際によく用いられる表現

表現① skip something

「skip something」は、何かを省略する、またはやらないという意味の表現です。この表現は、「必要ない」というニュアンスを持ち、特定の行動やステップを飛ばすことができるときに使います。

例文:You can skip the introduction when you present to us; we are already familiar with the background.(プレゼンテーションの際、導入部は省略してもらって構いません。私たちは既に背景については既に熟知しています。)

表現② do without

「do without」は、「~なしで済ます」「~なしでやる」という意味の表現で、何かがなくても問題ない、またはそれを使わなくても良いという状況を示す際に用いられます。日常生活の中で、あるものが手元にない場合や、あえて使用を避けたいときに便利なフレーズです。

例文:We can do without a projector for this meeting since the group is small.(この会議は参加者が少ないので、プロジェクターなしで済ませられます。)

表現③ not worth the effort

「not worth the effort」という表現は、「労力をかける価値がない」という意味で、何かをするために必要な努力や時間が、その結果に見合わないと感じる場合に使われます。特に、効率を重視する文脈や、コストパフォーマンスを考慮する際に使われることが多いです。

例文:Learning to use this outdated software is not worth the effort since we’re upgrading soon.(間もなくアップグレードするので、この古いソフトウェアの使い方を学ぶのは労力の価値がありません。)

表現④ there’s no point in

「there’s no point in」というフレーズは、「~する意味がない」という意味で、行動や選択が無意味である、または効果がないと考えられる場合に用いられます。この表現は、特定の行為をすることの無駄を指摘する際に役立ちます。

例文:There’s no point in arguing about it; the decision has already been made.(それについて議論しても意味がありません。決定は既に下されています。)

表現⑤ needless to say

「needless to say」という表現は、「言うまでもない」という意味で、何かが明らかである、または自明の理であるときに使われます。このフレーズは、相手にとって既知の情報や、明らかな事実を指摘する際に用いられることが多いです。

例文:Needless to say, punctuality is important for any professional.(言うまでもなく、どの職業においても時間厳守は重要です。)

まとめ

この記事では、「必要ない」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、その際の適切な言い回しや文脈について詳しく解説しました。英語には様々な表現があるため、シチュエーションに応じて最も適切なフレーズを選ぶことが大切です。今回紹介した表現を参考にしながら、あなたの英語表現の幅を広げていただければ幸いです。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



englishcompany



WebRTCで無料英会話