AdobeStock_208407727-1.jpeg

抵抗するは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「抵抗する」は英語で何と言えばよい?

「抵抗する」という行動を表す英語表現にはいくつかの選択肢があります。この記事では、それぞれの表現が持つニュアンスと、どのような文脈で使い分けるべきかを例文と共に解説します。英語でのコミュニケーションに役立ててください。

「抵抗する」の英語訳①resist

「抵抗する」の最も一般的な英訳は「resist」です。この単語は、物理的な力に対してだけでなく、誘惑や圧力など、さまざまな形の抵抗を表現するのに用いられます。ここでは、その用法をいくつかの例文で見ていきましょう。

例文①:He resisted the urge to eat another cookie.(彼はもう一枚クッキーを食べる衝動に抵抗した。)
例文②:The materials are designed to resist high temperatures.(その材料は高温に抵抗するように設計されている。)
例文③:She resisted the pressure to conform to the group.(彼女はグループに同調する圧力に抵抗した。)

「抵抗する」の英語訳②oppose

「oppose」は、特に意見や政策、計画などに対して反対する、すなわち抵抗するという意味で使われます。この単語は、しばしば政治的な文脈や、ある提案に対する反対意見を表す際に使用されることが多いです。

例文①:Many people opposed the new law.(多くの人々が新しい法律に反対した。)
例文②:He opposed his boss’s decision.(彼は上司の決定に反対した。)
例文③:The organization opposes any form of animal testing.(その組織はあらゆる形の動物実験に反対している。)

「抵抗する」の英語訳③defy

「defy」は、権威や規則に対して公然と抵抗する、挑戦するという強い意味合いを持っています。この単語は、反抗的な態度や、あえて規範に反する行動を取る際に適しています。

例文①:The protesters defied the government’s orders.(抗議者たちは政府の命令に挑戦した。)
例文②:He defied the odds and succeeded.(彼は逆境に挑み、成功を収めた。)
例文③:She defied the traditional expectations placed on women.(彼女は女性に対する伝統的な期待に挑んだ。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

これまでに挙げた「抵抗する」の英語訳は、それぞれ異なるニュアンスと使用される文脈を持っています。ここでは、それらの違いを簡潔にまとめてみましょう。

resist:物理的な力、誘惑、圧力など、幅広い抵抗を表します。
oppose:意見や政策、計画に対する反対を表し、しばしば政治的な文脈で使用されます。
defy:権威や規則に対する公然とした挑戦や反抗を表します。


「抵抗する」を使う際によく用いられる表現

表現① stand up against

「stand up against」は、不正や不当な扱いに対して抵抗するという意味の表現です。このフレーズは、しばしば社会的な運動や個人の権利を守る文脈で使われます。

例文:The community stood up against the unfair treatment.(そのコミュニティは不公平な扱いに立ち向かった。)

表現② fight back

「fight back」は、攻撃や批判に対して積極的に反撃する、抵抗するという意味の表現です。このフレーズは、自己防衛や反論の際によく使われます。

例文:He fought back against the accusations.(彼はその非難に対して反撃した。)

まとめ

この記事では、「抵抗する」という日本語の行動を英語で表現するいくつかの方法を解説しました。それぞれの単語やフレーズが持つニュアンスと文脈を理解することで、より適切な英語表現を選ぶことができるでしょう。日常会話からビジネスシーン、さらには政治的な議論に至るまで、これらの表現は幅広い場面で役立つこと間違いなしです。


englishcompany



WebRTCで無料英会話