英語で「遠距離恋愛」と表現する言い方は long distance relationship が定番といえます。long–distance とハイフンつきで表記する場合もあります。LDR と頭文字だけで省略表記する場合もあります。
あるいは、「違う国に住んでいる」「めったに会えない」という風に、状況を説明的に叙述する方法もアリでしょう。
遠距離恋愛は long distance relationship が基本
long distance relationship は、日本語の「遠距離恋愛」にほぼ対応する表現です。long distance は「遠-距離」そのままですし、relationship は「(恋愛)関係」を表現する言い方です。
relationship の語そのものは、恋愛関係に限らず、親族関係、人と人との結びつきを広く指す言葉です。「絆」のようなニュアンスも見いだせるかもしれません。long distance relationship と述べる場合は、ことさらに love なんて語を出さなくても《relationship = 恋愛関係》という前提で使えます。
略して LDR
long distance relationship の頭文字を抜き出してLDRと表記する場合もあります。メール 等で省略表記したり、SNS のハッシュタグに用いたりする場合には特に LDR という省略表記が好まれます。
叙述する場合は in あるいは doing のような動詞を用いる
「遠距離恋愛してるんだ」という叙述は、I am in a long distance relationship. と(be in ~の形で)表現できます。
I am doing a long distance relationship. と述べてもよいでしょう。現在進行形が「遠距離恋愛の最中」というニュアンスを強めてくれます。
あるいは、一般動詞 have を用いて I have a long distance relationship. 述べることもできます。「遠距離恋愛の関係にある」というニュアンスが強まります。
恋人の存在を念頭に置くなら、主語は I ではなく we としてもよいでしょう。
状況を説明的に述べる言い方
遠距離恋愛の状況は、遠距離恋愛という語彙を使わなければ表現できない、というわけではありません。名詞としての「遠距離恋愛」は long distance relationship で無難に表現できますが、そういう関係を伝えるだけなら状況を素朴に述べれるだけでも充分です。
たとえば「めったに会えない」、「遠くに住んでいる」、「今は離れ離れの状況」というような趣旨で説明すれば、直接的な伝達方法ではないかもしれませんが、言わんとすることはちゃんと相手に伝わります。
私たちは来年の4月から別々の大学に行くから、離れ離れになる
彼とは違う国に住んでるから、めったに会えない。彼は交換留学でロンドンに行ってしまった