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以外のは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「以外の」は英語で何と言えばよい?

日本語の「以外の」という表現は、特定のものを除いた残り全てを指すときに使います。英語にはこの「以外の」に相当する表現がいくつかありますが、文脈やニュアンスによって使い分ける必要があります。この記事では、「以外の」の英語での表現とその使い方を例文を交えて詳しく解説していきます。どの表現を選ぶべきか、その選択肢を広げるためにも、ぜひ参考にしてください。


「以外の」の英語訳① “other than”

「以外の」という意味でよく使われるのが “other than” です。この表現は、ある特定の対象を除いて、それ以外のすべてを指す際に用いられます。特に、比較や対比を強調する文脈で効果的です。

例文①

I am interested in every genre of music other than country.(カントリー以外のあらゆる音楽ジャンルに興味がある。)

例文②

She decided to apply to all universities other than the one in her hometown.(彼女は故郷の大学を除くすべての大学に出願することにした。)

例文③

Other than a few minor issues, the project was a success.(いくつかの小さな問題を除けば、そのプロジェクトは成功だった。)


「以外の」の英語訳② “except for”

同様に「以外の」と訳せる “except for” は、特定の例外を指定する際に頻繁に使用されます。”other than” と似ていますが、”except for” はしばしば特定の例外があることを前提として使われることが多いです。

例文①

The room was empty except for a single chair.(部屋は一脚の椅子を除いて空だった。)

例文②

Except for the final chapter, the book was quite engaging.(最終章を除けば、その本はとても魅力的だった。)

例文③

We are open every day except for Christmas.(クリスマスを除いて、毎日営業しています。)

「以外の」の英語訳③ “besides”

“besides” は「その上で」「それに加えて」といった意味合いも含むため、「以外の」という意味で使う場合は、追加的な要素を示唆するニュアンスがあります。特に、何かを追加するときや、余計なものを指し示す際に適しています。

例文①

Besides the basic model, we also offer several advanced versions.(基本モデルの他に、いくつかの高度なバージョンも提供しています。)

例文②

Who is going to the party besides you?(あなた以外に誰がパーティーに行くの?)

例文③

Besides being a teacher, she is also a successful writer.(彼女は教師であるだけでなく、成功した作家でもある。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した各英語訳のニュアンスや文脈の違いをまとめます。状況に応じて最適な表現を選ぶための参考にしてください。

other than:特定のものを除いた残り全てを指す際に使い、比較や対比を強調する。

except for:特定の例外を指定する際に用い、前提としての例外があることを示す。

besides:追加的な要素や余計なものを指し示す際に適しており、「その上で」「それに加えて」というニュアンスを含む。

「以外の」を使う際によく用いられる表現

表現① “excluding”

“excluding” は「〜を除外して」という意味で、「以外の」と似た文脈で使用されます。特に、集計やリストアップする際に除外する項目を明示するときに役立ちます。

例文

The total cost, excluding taxes, comes to $200.(税を除いた総費用は200ドルです。)

表現② “save for”

“save for” はやや古風な表現で、「〜を除いて」という意味です。”except for” と同様に使われることがありますが、より文学的な響きがあります。

例文

Save for a small dent, the car was in perfect condition.(小さなへこみを除いて、車は完璧な状態だった。)

まとめ

この記事では、「以外の」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、その英訳とそれぞれのニュアンスや文脈の違いについて解説しました。”other than”、”except for”、”besides”、”excluding”、”save for” といった表現を適切な状況で使い分けることで、より正確で自然な英語表現が可能になります。日常会話からビジネスシーンまで、さまざまな場面で役立つ知識として、ぜひ活用してください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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