「今更」は英語で何と言えばよい?
「今更」って、何かを始めるには遅すぎると感じる時に使いますよね。英語で「今更」をどう表現するか、知っていますか?
「今更」の英語訳①too late
「今更」を表現するのに一般的な英語は「too late」です。これは何かをするには手遅れであるというニュアンスがあります。例えば、試験の前日に勉強を始めるときに使えますね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①It’s too late to start studying for the exam now.(今更試験の勉強を始めるのは遅すぎる。)
②She realized it was too late to apologize.(彼女は謝るには遅すぎると気づいた。)
③It’s too late to change the plans now.(今更計画を変更するのは遅すぎる。)
「今更」の英語訳②at this point
「at this point」も「今更」として使うことができます。この表現は、ある時点を過ぎてしまったことを示す際に用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①At this point, it’s pointless to argue.(今更議論しても無意味だ。)
②There’s no turning back at this point.(今更引き返すことはできない。)
③At this point, we can only wait and see.(今更、私たちは待つしかない。)
「今更」の英語訳③after all this time
「after all this time」も「今更」として使われることがあります。長い時間が経過した後であることを強調する表現です。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①After all this time, he decided to quit his job.(今更、彼は仕事を辞めることにした。)
②She confessed her feelings after all this time.(今更、彼女は自分の気持ちを告白した。)
③After all this time, they finally understood each other.(今更、彼らはようやくお互いを理解した。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
too late:何かをするには手遅れであることを示す。例えば、締め切りを過ぎた後に行動を起こす場合。
at this point:ある時点を過ぎてしまったことを示す。計画や状況が進行している中での変更が難しい場合に使う。
after all this time:長い時間が経過した後であることを強調する。長期間の後に何かを決定する場合に適している。
「今更」を使う際によく用いられる表現
表現① better late than never
better late than neverは「遅れてもやらないよりはまし」という意味の表現です。
例文:He finally apologized, better late than never.(彼はようやく謝罪した。遅れてもやらないよりはましだ。)
表現② no use crying over spilled milk
no use crying over spilled milkは「過ぎたことを嘆いても仕方がない」という意味の表現です。
例文:It’s no use crying over spilled milk; we need to move on.(過ぎたことを嘆いても仕方がない。次に進む必要がある。)
「今更」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
regret | 後悔 |
realize | 気づく |
change | 変更 |
まとめ
「今更」を英語で表現する際には、「too late」や「at this point」などの表現が使われます。それぞれの表現はニュアンスが異なり、状況に応じて使い分けることが重要です。また、「better late than never」や「no use crying over spilled milk」といった関連表現も覚えておくと便利です。これで「今更」を英語でどう言うか、しっかり理解できましたね!