気まぐれは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「気まぐれ」は英語で何と言えばよい?

「気まぐれ」という言葉は、予測不可能な行動や変わりやすい性格を表す時に用いられます。英語にはこの「気まぐれ」を表現する様々な単語がありますが、文脈に応じて使い分ける必要があります。以下では、「気まぐれ」の英語訳とその使い方を例文を交えて解説します。

「気まぐれ」の英語訳① whimsical

「気まぐれ」の英語訳としてよく用いられるのが「whimsical」です。この単語は、人の性格や行動が風変わりで予測不可能な様子を指し、特に創造的な文脈や肯定的な意味合いで使われることが多いです。
例文①:The artist’s whimsical style always surprises his audience.(そのアーティストの気まぐれなスタイルはいつも観客を驚かせる。)
例文②:She bought the hat on a whimsical impulse.(彼女は気まぐれでその帽子を買った。)
例文③:Whimsical ideas often lead to great inventions.(気まぐれなアイデアがしばしば偉大な発明につながる。)

「気まぐれ」の英語訳② capricious

「capricious」は、気まぐれな性格や行動を指す際に使われる単語で、しばしば否定的な意味合いを含んでいます。人の気分や考えが急に変わることを表現する際に適しています。
例文①:Her capricious behavior makes her difficult to work with.(彼女の気まぐれな振る舞いは、一緒に仕事をするのを難しくする。)
例文②:The weather here is quite capricious; it can change in an instant.(ここの天気はとても気まぐれで、一瞬で変わることがある。)
例文③:He’s known for his capricious decisions in management.(彼は経営における気まぐれな決断で知られている。)

「気まぐれ」の英語訳③ fickle

「fickle」という単語は、特に人の感情や興味が簡単に変わることを指す際に使われます。恋愛関係やファンの支持など、変わりやすい状況を描写するのに適しています。
例文①:He is fickle in love, always chasing after someone new.(彼は恋愛において気まぐれで、常に新しい人を追いかけている。)
例文②:Fickle fans may switch their allegiance if the team keeps losing.(気まぐれなファンは、チームが負け続けると応援する対象を変えるかもしれない。)
例文③:Her fickle tastes make it hard to choose a gift for her.(彼女の気まぐれな好みは、彼女への贈り物を選ぶのを難しくする。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「気まぐれ」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これを参考にして、適切な単語を選んでください。
whimsical:創造的な文脈や肯定的な意味合いで使われる。
capricious:否定的な意味合いを含み、急な変化を表す。
fickle:感情や興味が変わりやすいことを指し、恋愛や支持などに使われる。


「気まぐれ」を使う際によく用いられる表現

表現① act on a whim

「act on a whim」とは、その場の思いつきや衝動に基づいて行動することを意味します。
例文:He decided to travel abroad on a whim.(彼は思いつきで海外旅行に行くことにした。)

表現② change one’s mind frequently

「change one’s mind frequently」とは、頻繁に意見や決断を変えることを表します。気まぐれな人の特徴としてしばしば指摘されます。
例文:She changes her mind frequently, which confuses everyone.(彼女は頻繁に考えを変えるので、みんなを混乱させる。)

まとめ

この記事では、「気まぐれ」という日本語を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈に応じた使い分けについて解説しました。whimsical、capricious、fickleといった単語や、それに関連する表現を例文と共に紹介しました。これらの情報を参考にしながら、英語での表現を選ぶ際に役立ててください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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