2024-03-05-091755.jpg

道に迷うは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「道に迷う」は英語で何と言えばよい?

「道に迷う」という日本語の表現を英語に訳すとき、いくつかの言い方があります。この記事では、その英語表現とその使い分けについて、具体的な例文と共に解説していきます。道案内が必要な時、旅行中に迷った時、あるいは比喩的な意味で人生の進路に迷った時など、状況に応じた適切な表現を見つけるお手伝いをします。


「道に迷う」の英語訳①get lost

最も一般的な「道に迷う」の英訳は「get lost」です。この表現は文字通りの意味で、物理的に道を見失った状況を指します。都市の中で迷ったり、ハイキング中に道に迷ったりする場合など、様々なシチュエーションで使われます。

「道に迷う」の英語訳①get lost

「get lost」とは、自分がどこにいるのか分からなくなることを意味します。この表現は日常会話で頻繁に使われ、迷子になった時の状況を表すのに適しています。

例文①:I got lost in the city.(街中で道に迷った。)
例文②:He got lost while hiking in the mountains.(彼は山登り中に道に迷った。)
例文③:They got lost on their way to the hotel.(彼らはホテルへの道中で迷った。)


「道に迷う」の英語訳②lose one’s way

「lose one’s way」という表現も、「道に迷う」を意味する英語としてよく使われます。このフレーズは「get lost」と同様に、物理的な意味での道に迷う状況を表しますが、よりフォーマルなニュアンスを含んでいることがあります。

「道に迷う」の英語訳②lose one’s way

「lose one’s way」は、目的地に向かう途中で正しい道を見失った場合に用いられる表現です。このフレーズは、迷子になった時だけでなく、目的を見失ったり、人生で迷ったりする比喩的な意味でも使われることがあります。

例文①:She lost her way in the forest.(彼女は森の中で道に迷った。)
例文②:After his retirement, he felt like he had lost his way in life.(彼は退職後、人生で道に迷ったように感じた。)
例文③:The tourists lost their way in the maze of narrow streets.(観光客たちは細い通りの迷路で道に迷った。)

「道に迷う」の英語訳③stray

「stray」という動詞は、「道に迷う」のほかにも「それる」「離れる」という意味もあります。特に、計画や正しい道から逸れたり、集団から離れてしまったりする状況を表すのに用いられます。

「道に迷う」の英語訳③stray

「stray」は、意図せずに正しい道からそれてしまうことを指します。この単語は、動物が迷子になる場合や、人が集団から離れてしまった場合にも使われます。

例文①:The child strayed from the group during the excursion.(遠足中、その子供は集団からはぐれた。)
例文②:The dog strayed from home and couldn’t find its way back.(その犬は家から迷い出て、帰り道が分からなくなった。)
例文③:Don’t stray too far from the path.(道からあまり遠くにそれないで。)

「道に迷う」の英語訳④wander off

「wander off」というフレーズは、注意が散漫になり、無意識のうちに元いた場所から離れてしまうことを意味します。特に子供が遊んでいるうちに親の視界から消えるような状況でよく使われます。

「道に迷う」の英語訳④wander off

「wander off」は、特定の目的なく歩き回り、結果的に道に迷うことを表します。この表現は、意図せずに元の場所から離れてしまった時に適しています。

例文①:The toddler wandered off while playing in the park.(その幼児は公園で遊んでいるうちにどこかに行ってしまった。)
例文②:Be careful not to wander off in the crowd.(人混みの中で迷子にならないよう注意して。)
例文③:My mind wandered off during the meeting.(会議中、ぼんやりしてしまった。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上述した各英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いをまとめます。状況に応じて最適な表現を選ぶことが大切です。

get lost:物理的に道を見失った状況で使われる、最も一般的な表現。

lose one’s way:目的地に向かう途中で道を見失うこと、または比喩的に人生の目的を見失うことを表す。

stray:計画や正しい道から無意識にそれてしまうこと、集団から離れること。

wander off:特定の目的なく歩き回り、結果的に道に迷うこと。

「道に迷う」を使う際によく用いられる表現

表現① ask for directions

「ask for directions」は、道に迷った時に誰かに道を尋ねるという意味の表現です。

例文:「ask for directions」というフレーズは、「道を尋ねる」という行為を指します。迷った時に地元の人や通行人に助けを求める際に使われる表現で、親切に道案内をしてもらうことが期待できます。
例文:Could you help me? I need to ask for directions to the train station.(助けていただけますか?電車の駅への道を尋ねる必要があります。)

表現② find one’s way

「find one’s way」という表現は、「自分の道を見つける」という意味で、迷った後に正しい道を見つけ出すことを指します。このフレーズは、物理的な道だけでなく、人生の方向性を見つける比喩的な意味でも用いられます。

例文:After wandering around for hours, I finally found my way back to the hotel.(何時間も歩き回った後、ようやくホテルへの道を見つけました。)

表現③ map out a route

「map out a route」というフレーズは、「ルートを計画する」という意味で、目的地までの道筋を事前に計画することを指します。迷うリスクを減らすために、旅行前や移動前に使われる表現です。

例文:Before we go on our road trip, let’s map out a route to avoid getting lost.(ロードトリップに出かける前に、迷わないようにルートを計画しましょう。)

まとめ

この記事では、「道に迷う」という日本語の表現を英語に訳す際の様々な言い方とその文脈について解説しました。「get lost」、「lose one’s way」、「stray」、「wander off」といった表現は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持っており、適切な状況で使い分けることが大切です。また、「ask for directions」、「find one’s way」、「map out a route」といったフレーズは、迷った時に役立つ便利な表現です。道に迷う経験は誰にでもあるものですが、これらの英語表現を覚えておくことで、スムーズに対処することができるでしょう。


englishcompany



WebRTCで無料英会話