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お世辞は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「お世辞」は英語で何と言えばよい?

「お世辞」という言葉は、相手を気持ちよくさせるために褒め言葉を使う行為を指します。英語ではこの行為を表す言葉がいくつか存在しますが、その中でも特に一般的な表現をいくつか紹介し、それぞれの使い分けについて解説します。どの表現を使うべきか迷ったときの参考にしてください。

「お世辞」の英語訳①compliment

最も一般的な「お世辞」の英語訳は「compliment」です。これは、相手の外見や成果などに対して肯定的な評価を述べる際に用いられます。特に個人的な賞賛を表す場合に適しています。

例文①:You look fantastic in that dress! (そのドレス、とても似合っていますね!)
例文②:I must compliment you on your excellent presentation. (あなたの素晴らしいプレゼンテーションを褒めさせてください。)
例文③:He received many compliments on his cooking skills. (彼は料理の腕前をたくさん褒められました。)

「お世辞」の英語訳②flattery

「flattery」という単語は、誇張されたり不誠実なお世辞を指すことがあります。目的を達成するために相手を甘言で操ろうとする場合に使われることが多いです。

例文①:She uses flattery to get what she wants. (彼女は自分の欲しいものを得るためにお世辞を使います。)
例文②:He is known for his flattery towards his superiors. (彼は上司に対するお世辞が得意です。)
例文③:Flattery will get you nowhere with me. (私に対するお世辞は何の効果もありません。)

「お世辞」の英語訳③praise

「praise」は、特に功績や行動を高く評価する意味で使われることが多い「お世辞」の訳語です。公式な場や、誠実な感謝の意を表す際に適しています。

例文①:The teacher praised the student for his hard work. (先生はその生徒の努力を褒め称えました。)
例文②:Her performance was met with praise from the audience. (彼女の演技は観客からの賞賛を受けました。)
例文③:We should praise good behavior. (私たちは良い行いを褒めるべきです。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「お世辞」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。簡潔に違いを把握したい方は、以下の情報を参考にしてください。

compliment:個人的な賞賛や肯定的な評価を表す。
flattery:誇張や不誠実なお世辞、目的達成のための甘言。
praise:功績や行動を高く評価する、誠実な感謝の意を表す。


「お世辞」を使う際によく用いられる表現

表現① pay a compliment

「pay a compliment」は、誰かにお世辞を言うという意味の表現です。このフレーズは、相手に対して敬意を表す際にしばしば使われます。

例文:He paid her a compliment on her new haircut. (彼は彼女の新しい髪型についてお世辞を言いました。)

表現② butter someone up

「butter someone up」は、お世辞を言って相手を機嫌よくさせる、特に何かを得るために使われる表現です。この表現は、しばしば計算されたお世辞や、少し悪意のあるニュアンスを含むことがあります。

例文:She’s just buttering you up because she needs a favor. (彼女はお願いがあるからあなたにお世辞を言っているだけです。)

表現③ sing someone’s praises

「sing someone’s praises」は、誰かの良い点や成果を大いに褒め称えるという意味の表現です。このフレーズは、心からの賞賛を示す際に用いられます。

例文:After the successful project, the whole team sang his praises. (プロジェクトが成功した後、チーム全員が彼の功績を褒め称えました。)

まとめ

この記事では、「お世辞」を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの表現が持つニュアンスや文脈の違いについて解説しました。compliment、flattery、praiseという単語をはじめ、pay a compliment、butter someone up、sing someone’s praisesといったフレーズも紹介しました。これらの知識を活用して、適切な場面で正しいお世辞を使い分けることができるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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