更には英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「更に」とは、あることに追加して新たに何かを付け加える場合に使用される日本語です。英語で表現する際にはいくつかの選択肢があります。この記事では、それぞれの英語訳とその使い分け、さらには実際の例文を交えて解説します!

更にの英訳候補一覧

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各英単語の使い分け・使用例

各単語の発音

「更に」の英語訳① furthermore

「furthermore」は、さらにを意味し、文を強調するためによく使われる接続詞です。

例文:

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A: The project is over budget.
(プロジェクトは予算を超過しています。)

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B: Furthermore, it is behind schedule.
(さらに、予定より遅れています。)

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A: We need more resources.
(もっとリソースが必要です。)

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B: Furthermore, we should reconsider our strategy.
(さらに、戦略を再考するべきです。)


「更に」の英語訳② moreover

「moreover」は、さらに、その上という意味で、文章の流れを強化するために使用されます。

例文:

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A: She is an excellent teacher.
(彼女は素晴らしい先生です。)

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B: Moreover, she is very kind to her students.
(さらに、彼女は生徒にとても親切です。)

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A: The movie was well-made.
(映画はよく作られていました。)

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B: Moreover, the acting was superb.
(さらに、演技も素晴らしかったです。)


「更に」の英語訳③ in addition

「in addition」は、加えて、さらにを意味し、新しい情報やポイントを追加する際に使われます。

例文:

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A: He has a degree in law.
(彼は法学の学位を持っています。)

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B: In addition, he has experience in business.
(さらに、彼はビジネスの経験もあります。)

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A: She speaks three languages.
(彼女は3つの言語を話します。)

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B: In addition, she is a skilled musician.
(さらに、彼女は音楽の才能もあります。)

「更に」の英語訳④ additionally

「additionally」は、加えて、さらにを意味し、文章を補足するために使われる表現です。

例文:

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A: The company offers great benefits.
(会社は素晴らしい福利厚生を提供しています。)

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B: Additionally, they have flexible work hours.
(さらに、柔軟な勤務時間があります。)

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A: The event was well-organized.
(イベントはよく組織されていました。)

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B: Additionally, the speakers were excellent.
(さらに、スピーカーも素晴らしかったです。)

「更に」の英語訳⑤ besides

「besides」は、さらに、その上という意味で、口語的な表現として使われます。

例文:

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A: I don’t feel like going out.
(外出したくない気分です。)

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B: Besides, it’s raining.
(さらに、雨が降っています。)

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A: She didn’t come to the party.
(彼女はパーティーに来ませんでした。)

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B: Besides, she didn’t even call.
(さらに、彼女は電話すらしませんでした。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

それぞれのニュアンスと誤用・誤解の例

1. Furthermore

適切な使用:

意図: さらにを意味し、文を強調するために使用されます。

事例: “Furthermore, it is behind schedule.”

意味: さらに、予定より遅れています。

誤用・誤解の例:

誤用: 日常会話で「furthermore」を頻繁に使用する。

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A: I went to the store. Furthermore, I bought some milk.
(店に行きました。さらに、牛乳を買いました。)

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B: That’s a bit too formal for everyday conversation.
(日常会話には少し堅すぎます。)

説明: 「furthermore」はフォーマルな文脈で使われることが多いため、日常会話では「also」や「and」などの方が適しています。

2. Moreover

適切な使用:

意図: さらに、その上という意味で、文章の流れを強化します。

事例: “Moreover, she is very kind to her students.”

意味: さらに、彼女は生徒にとても親切です。

誤用・誤解の例:

誤用: 「moreover」を文の冒頭に置く。

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A: Moreover, I went to the park.
(さらに、公園に行きました。)

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B: It’s better to use “In addition” here.
(ここでは「In addition」を使った方が良いです。)

説明: 「moreover」は文の冒頭よりも、前の文を補足する形で使う方が自然です。

3. In Addition

適切な使用:

意図: 加えて、さらにを意味し、新しい情報やポイントを追加します。

事例: “In addition, he has experience in business.”

意味: さらに、彼はビジネスの経験もあります。

誤用・誤解の例:

誤用: 過度に「in addition」を使用する。

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A: In addition, I had breakfast. In addition, I went to work.
(さらに、朝食を食べました。さらに、仕事に行きました。)

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B: Using it too much makes the sentence repetitive.
(過度に使うと文章が繰り返しのようになります。)

説明: 「in addition」は適度に使うべきで、他の接続詞と組み合わせて使うとより自然な表現になります。

4. Additionally

適切な使用:

意図: 加えて、さらにを意味し、文章を補足します。

事例: “Additionally, they have flexible work hours.”

意味: さらに

、柔軟な勤務時間があります。

誤用・誤解の例:

誤用: 「additionally」を文の末尾に置く。

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A: They have flexible work hours additionally.
(柔軟な勤務時間もあります。)

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B: It should be at the beginning of the sentence.
(文の冒頭に置くべきです。)

説明: 「additionally」は文の冒頭で使うのが一般的です。

5. Besides

適切な使用:

意図: さらに、その上を意味し、口語的に使われます。

事例: “Besides, it’s raining.”

意味: さらに、雨が降っています。

誤用・誤解の例:

誤用: フォーマルな文脈で「besides」を使う。

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A: Besides, the financial report is ready.
(さらに、財務報告書が準備できています。)

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B: It’s better to use “Moreover” in formal contexts.
(フォーマルな文脈では「Moreover」を使った方が良いです。)

説明: 「besides」はカジュアルな文脈で使うのが一般的です。フォーマルな文脈では「moreover」や「in addition」を使います。

「更に」の英語の発音の仕方とカタカナ表記

各単語の発音記号と、それをカタカナでの近似表記を以下に示します。発音記号は、国際音声記号(IPA)に基づいています。

1. Furthermore

  • 発音記号: /ˈfɜːrðərˌmɔːr/
  • カタカナ表記: ファーザーモー

2. Moreover

  • 発音記号: /mɔːrˈoʊvər/
  • カタカナ表記: モアローバー

3. In Addition

  • 発音記号: /ɪn əˈdɪʃən/
  • カタカナ表記: イン アディション

4. Additionally

  • 発音記号: /əˈdɪʃənəli/
  • カタカナ表記: アディショナリー

5. Besides

  • 発音記号: /bɪˈsaɪdz/
  • カタカナ表記: ビサイドズ

「更に」に関連する英単語一覧

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「更に」を使う際によく用いられる表現

ここでは、「更に」に関連する英語表現をいくつか紹介します。これらの表現を使いこなすことで、更にについて効果的に伝えることができます。

表現① furthermore

「furthermore」は「さらに」という意味の表現です。

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A: The project is over budget.
(プロジェクトは予算を超過しています。)

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B: Furthermore, it is behind schedule.
(さらに、予定より

遅れています。)

表現② moreover

「moreover」は「さらに、その上」という意味の表現です。

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A: She is an excellent teacher.
(彼女は素晴らしい先生です。)

右の画像

B: Moreover, she is very kind to her students.
(さらに、彼女は生徒にとても親切です。)

表現③ in addition

「in addition」は「加えて、さらに」という意味の表現です。

左の画像

A: He has a degree in law.
(彼は法学の学位を持っています。)

右の画像

B: In addition, he has experience in business.
(さらに、彼はビジネスの経験もあります。)

表現④ additionally

「additionally」は「加えて、さらに」という意味の表現です。

左の画像

A: The company offers great benefits.
(会社は素晴らしい福利厚生を提供しています。)

右の画像

B: Additionally, they have flexible work hours.
(さらに、柔軟な勤務時間があります。)

表現⑤ besides

「besides」は「さらに、その上」という意味の表現です。

左の画像

A: I don’t feel like going out.
(外出したくない気分です。)

右の画像

B: Besides, it’s raining.
(さらに、雨が降っています。)

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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