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経歴は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

経歴は英語で何と言えばよい?

経歴を英語で表現する際には、いくつかの言い方があります。それぞれの言葉には独自のニュアンスが含まれており、状況に応じて適切な単語を選ぶことが重要です。この記事では、経歴を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの言葉が持つ意味合いや使い分けについて、具体的な例文と共に詳しく解説していきます。さまざまなシーンで役立つ知識を身につけましょう。


「経歴」の英語訳①career

経歴を表す英語として最も一般的なのは「career」です。この単語は、一人の個人が職業上で経験してきた一連の仕事や役割を指します。特に長期にわたる職業生活全体を指して使われることが多いです。以下に、その使用例をいくつか挙げます。

例文①:He has built an impressive career in marketing.(彼はマーケティングの分野で印象的な経歴を築いてきた。)
例文②:She is looking back on her career as a journalist.(彼女はジャーナリストとしての経歴を振り返っている。)
例文③:His career spans over three decades in the education sector.(彼の経歴は教育分野で三十年以上にわたる。)


「経歴」の英語訳②resume

「resume」は、職務経歴書や履歴書のことを指す言葉であり、個人の職歴や学歴、スキルなどをまとめた文書を意味します。就職活動などで自己の経歴を紹介する際に用いられます。次に、resumeを使った例文を見てみましょう。

例文①:Please submit your resume and cover letter.(履歴書とカバーレターを提出してください。)
例文②:I need to update my resume for the job application.(求人応募のために履歴書を更新する必要がある。)
例文③:Her resume lists all her academic achievements.(彼女の履歴書には、彼女の学術的な成果がすべて記載されている。)

「経歴」の英語訳③background

「background」は、ある人物の経歴や過去の経験を包括的に指す言葉です。特に、その人の社会的、教育的、文化的な背景を含めた広い意味で使われることがあります。以下に、backgroundを用いた例文を示します。

例文①:He has a diverse background in both science and the arts.(彼は科学と芸術の両方において多様な経歴を持っている。)
例文②:The candidate has a strong background in finance.(その候補者は金融に強い経歴を持っている。)
例文③:Her educational background is quite impressive.(彼女の教育的経歴は非常に印象的である。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまで見てきたように、「career」、「resume」、「background」という単語はそれぞれ異なる文脈で使われることが分かります。以下に、それぞれの単語が持つニュアンスと使われる文脈の違いをまとめます。

career:個人の職業生活全体を指し、特に長期間にわたる仕事の流れや成長を表します。
resume:職務経歴書や履歴書を指し、具体的な職歴や学歴、スキルなどをまとめた文書のことを言います。
background:個人の経歴や経験を広く指す言葉で、社会的、教育的、文化的な背景も含むことがあります。

「経歴」を使う際によく用いられる表現

表現① have a background in

「have a background in」は「〜の経歴がある」という意味の表現です。特定の分野や業界での経験や知識を持っていることを示す際に使用されます。

例文:He has a background in engineering.(彼はエンジニアリングの経歴がある。)

表現② work experience

「work experience」という表現は、「職務経験」という意味です。これは、特定の職種や業界での実際の労働経験を指します。

例文:She has five years of work experience in the IT industry.(彼女はIT業界で5年の職務経験がある。)

まとめ

この記事では、「経歴」を英語で表現する際のいくつかの単語とその使い分けについて解説しました。careerは長期的な職業生活を、resumeは履歴書や職務経歴書を、backgroundは個人の広範な経験や背景を指すことが理解できたでしょう。また、「have a background in」や「work experience」といった表現も紹介しました。これらの知識を活用して、自分の経歴を正確に伝えることができるようになりましょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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