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赤外線は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「赤外線」は英語で何と言えばよい?

「赤外線」という言葉を英語で表現するとき、どのような英語が適切なのでしょうか?この記事では、「赤外線」を英語に訳す際の選択肢をいくつかご紹介し、それぞれの用法や文脈に応じた使い分けを例文と共に解説します。赤外線に関連する英語表現を知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

「赤外線」の英語訳①infrared

「赤外線」の最も一般的な英語訳は「infrared」です。この単語は、光のスペクトルの一部で、人間の目には見えない波長の放射線を指します。科学的な文脈や技術的な話題でよく使用される用語です。

例文①:The camera is equipped with an infrared sensor.(そのカメラには赤外線センサーが装備されている。)
例文②:Infrared radiation is used in physical therapy.(赤外線放射は物理療法で使用される。)
例文③:Infrared astronomy allows us to observe celestial objects that are not visible in regular light.(赤外線天文学によって、通常の光では見えない天体を観測することができる。)

「赤外線」の英語訳②IR

「赤外線」を表す別の英語表現は「IR」という略語です。「IR」は「infrared」の略であり、特に技術的な略語としてよく使われます。省略形としては、文書や製品の仕様書などで頻繁に目にすることがあります。

例文①:This device can block IR signals.(この装置はIR信号を遮断できる。)
例文②:IR imaging is crucial for night vision technology.(IRイメージングは暗視技術にとって重要である。)
例文③:The remote control uses IR to communicate with the television.(リモコンはテレビと通信するためにIRを使用する。)

「赤外線」の英語訳③thermal radiation

赤外線は熱を伴う放射線であるため、「thermal radiation」という表現も適切です。この表現は、赤外線が物体から放出される熱エネルギーの形態であることを強調したい場合に用いられます。

例文①:Thermal radiation can be detected with special cameras.(熱放射は特殊なカメラで検出できる。)
例文②:The sun emits a significant amount of thermal radiation.(太陽は大量の熱放射を放出する。)
例文③:Insulation materials are used to reduce thermal radiation loss.(断熱材は熱放射の損失を減らすために使用される。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「赤外線」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これにより、各英語表現の適切な使用場面を理解する手助けとなります。

infrared:科学的な文脈や技術的な話題で一般的に使用される。
IR:技術的な略語として文書や仕様書で頻繁に使われる。
thermal radiation:熱エネルギーの形態としての赤外線を強調する場合に使用する。


「赤外線」を使う際によく用いられる表現

表現① detect infrared radiation

「detect infrared radiation」は「赤外線を検出する」という意味の表現です。セキュリティシステムや科学的な研究でしばしば使用されます。

例文:The security system can detect infrared radiation from intruders.(セキュリティシステムは侵入者からの赤外線を検出できる。)

表現② emit infrared

「emit infrared」は「赤外線を放出する」という意味です。この表現は、特に熱源や電子機器が赤外線を発することを説明する際に使われます。

例文:Many electronic devices emit infrared that can interfere with other equipment.(多くの電子機器は他の機器の干渉を引き起こす赤外線を放出する。)

表現③ infrared spectrum

「infrared spectrum」という表現は、「赤外線スペクトル」と訳され、赤外線の波長範囲を指す用語です。科学的な分析や研究で使われることが多いです。

例文:The infrared spectrum of the substance was analyzed to identify its composition.(その物質の赤外線スペクトルが分析され、その組成が特定された。)

まとめ

この記事では、「赤外線」を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの表現がどのような文脈で使われるかを解説しました。infrared、IR、thermal radiationという表現は、それぞれ異なるニュアンスを持ち、適切な場面で使い分けることが大切です。また、赤外線を検出する、放出する、スペクトルを分析するといった表現も、赤外線に関連する英語の理解を深めるのに役立ちます。赤外線に関する英語表現を正確に使いこなすために、この記事が参考になれば幸いです。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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