「指示」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「指示」を受けたことはありますか?それとも誰かに「指示」を出したことがありますか?「指示」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?
「指示」の英語訳①instruction
「指示」の英語訳としてよく使われるのが「instruction」です。このinstructionには、何かを行うための具体的な手順やガイドラインというニュアンスがあります。特に、マニュアルや説明書で見かけることが多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Please follow the instructions carefully.(指示に従ってください。)
② The teacher gave clear instructions for the assignment.(先生は課題に対する明確な指示を出しました。)
③ The instructions were difficult to understand.(その指示は理解しにくかったです。)
「指示」の英語訳②direction
directionも「指示」として使うことができます。ただし、instructionが具体的な手順を示すのに対して、directionは全体的な方向性や方針を示すニュアンスがあります。特に、プロジェクトや計画において使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① She provided direction for the new project.(彼女は新しいプロジェクトの指示を提供しました。)
② We need clear directions to reach our goal.(目標に到達するためには明確な指示が必要です。)
③ The manager’s directions were very helpful.(マネージャーの指示はとても役に立ちました。)
「指示」の英語訳③order
orderもまた「指示」として使われますが、こちらは命令的なニュアンスが強く、上下関係がある場面で使われることが多いです。軍隊や警察などでよく見られる用語です。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The officer gave an order to retreat.(将校は退却の指示を出しました。)
② You must follow the orders without question.(指示には無条件で従わなければなりません。)
③ The general issued an order to advance.(将軍は前進の指示を出しました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
instruction:具体的な手順や方法を示す際に使われます。例:Please follow the instructions carefully.(指示に従ってください。)
direction:全体的な方向性や方針を示す際に使われます。例:We need clear directions to reach our goal.(目標に到達するためには明確な指示が必要です。)
order:命令的なニュアンスが強く、上下関係がある場面で使われます。例:The officer gave an order to retreat.(将校は退却の指示を出しました。)
「指示」を使う際によく用いられる表現
表現① give instructions
give instructionsは指示を出すという意味の表現です。
例文:The teacher gave instructions on how to complete the task.(先生は課題の完了方法について指示を出しました。)
表現② follow directions
follow directionsは指示に従うという意味の表現です。
例文:Make sure to follow the directions on the package.(パッケージの指示に従うようにしてください。)
「指示」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
guideline | ガイドライン |
command | 命令 |
procedure | 手順 |
protocol | プロトコル |
まとめ
「指示」を英語で表現する際には、具体的な手順を示すinstruction、全体的な方向性を示すdirection、命令的なニュアンスのorderといった選択肢があります。それぞれのニュアンスを理解し、適切な場面で使い分けることが大切です。日常生活やビジネスシーンで役立つこれらの表現をぜひマスターしてください!