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指示するは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「指示する」は英語で何と言えばよい?

「指示する」という行為は、日常生活やビジネスシーンで頻繁に行われます。英語ではこの「指示する」を表現するために様々な単語やフレーズがありますが、文脈やニュアンスによって使い分けることが重要です。この記事では、「指示する」の英語訳とその使い方、さらには文脈に応じた適切な表現を例文を交えて詳しく解説します。使い分けが難しいこの表現をマスターして、より自然な英語コミュニケーションを目指しましょう。


「指示する」の英語訳①instruct

「指示する」の英語訳としてよく使われるのが「instruct」です。この単語は、特に教育の場やフォーマルなビジネスシーンで、誰かに特定の方法で行動するように告げる際に用いられます。指導的な立場からの明確な指示を伝える際に適しています。

例文①: The manager instructed the team to complete the project by Friday.(マネージャーはチームに金曜日までにプロジェクトを完了するよう指示した。)
例文②: The teacher instructed the students on how to conduct the experiment.(教師は生徒たちに実験の進め方を指示した。)
例文③: The manual instructs the user to install the software step by step.(マニュアルはユーザーにソフトウェアのインストール手順を指示している。)


「指示する」の英語訳②direct

「direct」は、誰かに特定の行動を取るように命じる、または導くという意味で「指示する」と訳されます。この単語は、しばしばビジネスや映画の監督など、権限を持つ人が使用することが多いです。具体的な方向性を示す際に役立ちます。

例文①: The director directed the actors to show more emotion in the scene.(監督は俳優たちにそのシーンでより多くの感情を示すよう指示した。)
例文②: The officer directed traffic after the accident.(事故後、警察官は交通を指示した。)
例文③: The GPS system directed us to the nearest gas station.(GPSシステムは私たちに最寄りのガソリンスタンドへの道を指示した。)

「指示する」の英語訳③command

「command」は、より強い権威を持って、他者に何かを行うように命じる場合に使用される単語です。軍事や警察などの厳格な階層構造が存在する組織内でよく使われる表現です。非常に断定的で、従わなければならない強い指示を意味します。

例文①: The captain commanded his soldiers to hold their positions.(隊長は兵士たちに位置を保持するよう命じた。)
例文②: The CEO commanded that the report be ready by Monday.(CEOは月曜日までに報告書を準備するよう命じた。)
例文③: The king commanded his subjects to pay tribute.(王は臣民に貢ぎ物を納めるよう命じた。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「指示する」の英語訳のニュアンスや文脈の違いについてまとめます。同じ「指示する」という行為でも、使われる場面や相手によって選ぶべき英語表現が異なります。以下の概要を参考にして、適切な単語を選んでください。

instruct:教育的な文脈やフォーマルなビジネスシーンで、明確な方法や手順を指示する際に使用。

direct:具体的な方向性を示す際や、権威を持つ人が行動を導く際に用いられる。

command:強い権威を持って断定的な命令を下す際、特に軍事や警察などの階層組織で使用。

「指示する」を使う際によく用いられる表現

表現① give orders

give ordersは「命令を出す」という意味で、「指示する」の同義語として使われます。特に、上司が部下に対して具体的な行動を要求する際に用いられる表現です。

例文: The sergeant gave orders to his troops to advance.(軍曹は部隊に前進するよう命令した。)

表現② tell someone to do something

tell someone to do somethingは、「誰かに何かをするように言う」という意味で、日常的な状況やカジュアルな文脈で「指示する」を表す際に使用されます。この表現は、指示の強さが比較的穏やかです。

例文: She told her brother to clean his room.(彼女は弟に部屋を掃除するように言った。)

表現③ order someone to do something

order someone to do somethingは、「誰かに何かをするように命じる」という意味で、「指示する」の同義語として使われます。この表現は、give ordersよりも少しフォーマルな印象を与え、明確な命令を伝える際に適しています。

例文: The judge ordered the defendant to pay a fine.(裁判官は被告に罰金を支払うよう命じた。)

まとめ

この記事を通じて、「指示する」という日本語の行為を英語で表現する際の様々な単語やフレーズを学びました。instruct、direct、command、suggest、adviseといった単語は、それぞれ異なるニュアンスと文脈で使用されます。また、give orders、tell someone to do something、order someone to do something、make a recommendation、propose a planといったフレーズも、指示を出す際の様々な状況に応じて選択できます。これらの表現を適切に使い分けることで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。


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