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使用量は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「使用量」は英語で何と言えばよい?

「使用量」という言葉は、ある物質やサービスをどれだけ使ったかを示す際に用います。英語では、この概念を表現するためにいくつかの言い方があります。この記事では、それぞれの英語表現とその文脈に応じた使い分けについて、例文を交えて詳しく解説していきます。日常生活やビジネスシーンで役立つ表現を学びましょう。


「使用量」の英語訳① consumption

「使用量」を英語で表す際によく使われるのが「consumption」です。この単語は、エネルギー、水、食料などの資源や商品の消費量を指す場合に適しています。特に経済学や環境問題に関連する文脈で頻繁に用いられます。

「consumption」の例文①

The annual consumption of electricity in the country has increased by 5%.(その国の年間電気使用量は5%増加した。)

「consumption」の例文②

Measures to reduce water consumption are essential during the drought.(干ばつの間、水の使用量を減らすための措置が不可欠である。)

「consumption」の例文③

There is a direct correlation between meat consumption and greenhouse gas emissions.(肉の消費量と温室効果ガスの排出量は直接的な相関関係がある。)


「使用量」の英語訳② usage

もうひとつの「使用量」を表す英語表現は「usage」です。この単語は、特にサービスやデバイスの利用量を指す際に用いられます。例えば、インターネットや携帯電話のデータ使用量など、技術関連の文脈で見かけることが多いです。

「usage」の例文①

My mobile data usage has exceeded the monthly limit.(私の携帯データ使用量が月間の制限を超えた。)

「usage」の例文②

Tracking software usage helps companies optimize their resources.(ソフトウェアの使用量を追跡することで、企業はリソースを最適化できる。)

「usage」の例文③

Internet usage spikes in the evening when people are home from work.(仕事から帰宅した人々により、夕方にはインターネットの使用量が急増する。)

「使用量」の英語訳③ utilization

「utilization」という単語も「使用量」を表す際に使われますが、こちらは特に資源や能力の活用度合いを示すのに適しています。例えば、工場の機械の稼働率や、従業員のスキルの活用度など、効率的な使用を強調する文脈で使われることが多いです。

「utilization」の例文①

The factory aims to improve machinery utilization to boost production.(その工場は生産を増やすために機械の使用率を向上させることを目指している。)

「utilization」の例文②

Maximizing the utilization of renewable energy sources is crucial for sustainability.(持続可能性のためには、再生可能エネルギー源の活用度を最大化することが重要である。)

「utilization」の例文③

Employee skill utilization is a key factor in a company’s success.(従業員のスキルの活用度は、企業の成功において重要な要素である。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「使用量」の英語訳とそのニュアンスや文脈の違いについてまとめます。簡単に違いを把握したい方は、以下の情報を参考にしてください。

consumption:資源や商品の消費量を指し、経済学や環境問題に関連する文脈でよく使われます。

usage:サービスやデバイスの利用量を指し、特に技術関連の文脈でよく使われます。

utilization:資源や能力の活用度合いを指し、効率的な使用を強調する文脈でよく使われます。

「使用量」を使う際によく用いられる表現

表現① reduce consumption

「reduce consumption」は「使用量を減らす」という意味の表現です。エネルギー消費の削減や、リソースの節約に関する議論でよく用いられます。

例文:We need to reduce our plastic consumption to protect the environment.(環境を守るために、私たちはプラスチックの使用量を減らす必要がある。)

表現② monitor usage

「monitor usage」は「使用量を監視する」という意味の表現です。データプランやエネルギー使用量など、特定のリソースの使用状況を追跡する際に使われます。

例文:Companies often monitor usage of office supplies to cut costs.(企業はコスト削減のために、しばしばオフィス用品の使用量を監視する。)

表現③ maximize utilization

「maximize utilization」は「使用率を最大化する」という意味の表現です。機器や人的資源などの効率的な活用を目指す際に用いられます。

例文:The IT department is working to maximize utilization of the new software.(IT部門は新しいソフトウェアの使用率を最大化するために取り組んでいる。)

まとめ

この記事では、「使用量」を英語でどのように表現するか、その英語訳とそれぞれの文脈での使い分けについて解説しました。消費量を示す「consumption」、サービスやデバイスの利用量を示す「usage」、そして資源や能力の活用度合いを示す「utilization」という単語が、「使用量」を表す際に適切な英語表現として挙げられます。これらの表現を使い分けることで、より正確に情報を伝えることができるでしょう。日常生活やビジネスの場で「使用量」に関する議論が生じた際には、この記事で学んだ表現を活用してみてください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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