卒業論文は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

卒業論文は英語で何と言えばよい?

大学や高校を卒業する際に必要となる「卒業論文」は、英語では一体どのように表現されるのでしょうか?この記事では、「卒業論文」の英語訳とその使い方、さらには文脈に応じた使い分けについて、具体的な例文と共に詳しく解説していきます。これから卒業論文を書く予定の方も、英語での表現を知りたい方も、ぜひ参考にしてください。

卒業論文の英語訳①: thesis

「卒業論文」の最も一般的な英語訳は「thesis」です。この単語は、大学や大学院で提出される研究論文を指し、学問的な研究や考察をまとめたものを意味します。特に、学士号や修士号を取得するための論文に用いられることが多いです。

例文①:I am currently working on my thesis.(現在、私は卒業論文に取り組んでいます。)
例文②:Her thesis was well-received by the academic community.(彼女の卒業論文は学術界から高く評価されました。)
例文③:He defended his thesis successfully.(彼は自分の卒業論文を無事に防衛しました。)

卒業論文の英語訳②: dissertation

もう一つの訳語として「dissertation」があります。これは主に博士号を取得するために提出される論文を指す言葉で、thesisよりもさらに深い研究と詳細な分析が求められる傾向にあります。ただし、国や機関によっては、学士や修士の論文を指してdissertationを使用する場合もあります。

例文①:She published her dissertation last year.(彼女は昨年、自分の卒業論文を出版しました。)
例文②:The dissertation took him four years to complete.(その卒業論文を完成させるのに彼は4年の時間を費やしました。)
例文③:His dissertation contributed significantly to the field of psychology.(彼の卒業論文は心理学の分野に大きく貢献しました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「thesis」と「dissertation」のニュアンスや使われる文脈の違いについて簡潔にまとめてみましょう。これらの違いを理解することで、適切な場面で正確な英語表現を使い分けることができます。

thesis:学士号や修士号取得のための論文で、一般的な研究論文を指す。
dissertation:主に博士号取得のための論文で、より高度な研究と分析が求められる。


「卒業論文」を使う際によく用いられる表現

表現①: write a thesis/dissertation

「write a thesis/dissertation」という表現は、「卒業論文を書く」という意味で使われます。この表現は、論文執筆のプロセスを指しており、学生が研究を行い、その成果を文書にまとめる作業を表します。

例文:He is writing his dissertation on ancient Greek philosophy.(彼は古代ギリシャ哲学についての卒業論文を書いています。)

表現②: defend a thesis/dissertation

「defend a thesis/dissertation」というフレーズは、「卒業論文を防衛する」という意味で、学生が自らの研究成果を公開の場で発表し、質疑応答を通じてその妥当性を証明するプロセスを指します。

例文:She will defend her thesis next month.(彼女は来月、自分の卒業論文を防衛します。)

表現③: submit a thesis/dissertation

「submit a thesis/dissertation」という表現は、「卒業論文を提出する」という意味で、研究論文を大学や審査委員会に正式に提出する行為を意味します。

例文:After years of research, he finally submitted his dissertation.(長年の研究の末、彼はついに卒業論文を提出しました。)

まとめ

この記事では、「卒業論文」の英語での表現として「thesis」と「dissertation」の二つの単語を紹介し、それぞれのニュアンスや使用される文脈について解説しました。また、「write」「defend」「submit」といった卒業論文に関連する動詞との組み合わせもご紹介しました。これらの知識を活用して、英語での論文執筆や発表に臨む際には、より適切な表現を選ぶことができるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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