「東京六大学野球」とは、東京都内の大学6校による硬式野球リーグの呼び名です。英語名は ズバリ Tokyo Big6 Baseball League 。略して BIG6 (Big Six)ともいいます。
「東京六大学野球」の公式英語名は「 Tokyo Big6 Baseball League 」
東京六大学野球は、東京六大学野球連盟が主催し、早稲田・慶應義塾・明治・法政・東京(東大)・立教の6校が戦うリーグ戦です。
連盟の発足は戦前どころか大正時代にまで遡ります。戦時下でいちど解散するも、戦後に復活。2013年に一般社団法人になっています。
プロ野球や社会人野球にも多くの選手を輩出している、日本アマチュア野球界において非常に重要な大会です。
東京六大学野球連盟について ― 連盟公式ウェブサイト
連盟公式サイトでは英語名がロゴと共に大きく掲げられており、「東京六大学野球」の公式な英語名が Tokyo Big6 Baseball League であることは一目で確認できます。
日本語では「東京6《大学》野球」といいますが英語では「大学」要素は特に明示されません。補足説明する場合には
「早慶戦」は「 Waseda-Keio game」
東京六大学野球の中でも早稲田と慶應義塾の対決は「早慶戦」として特に注目されます。「早慶戦」を英語で表現する場合、Waseda-Keio (baseball) game という言い方で表現できてしまえます。
game (試合)のかわりに rivalry(対決)の語を使って Waseda–Keio rivalry と表現してもよいでしょう。
もちろん野球以外の早慶戦にも Waseda-Keio game や Waseda–Keio rivalry といった表現は使えます。
大学公式サイト英語版ページで豊富な用例が見つかる
Big6は大学間で行われるイベントであり、各大学のウェブサイトでも一個のニュースとしてよく取り上げられます。そして大学ウェブサイトは英語版ページが充実しています。
立教大学野球部は、1999年以降では初めて、東京六大学野球の勝者の歴史にその名を刻んだ。そして全日本大学野球選手権大会では、59年ぶりとなる優勝を手にした。
― Rikkyo University News, 07/11/2017
大学ごとの視点の違いなども意識しながら読み比べてみると、いろいろと面白い発見がありそうです。