ついには英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「ついに」は英語で何と言えばよい?

「ついに」という言葉は、長い期間や多くの努力の後に何かが達成されたり、結果が出たりした時に使います。しかし、英語にはこの「ついに」に相当する表現がいくつかあり、文脈に応じて使い分ける必要があります。この記事では、「ついに」の英語訳とその使い方について、具体的な例文を交えて解説していきます。

「ついに」の英語訳① finally

「ついに」の最も一般的な英語訳は「finally」です。これは、長い待ち時間や多くの障害を乗り越えた後に、望んでいたことが実現した際によく使われます。例えば、「ついに卒業できた!」は英語で “”I have finally graduated!”” と表現できます。

「ついに」の英語訳② at last

「at last」も「ついに」と同じような意味合いで使われる表現ですが、こちらは特に長い期間待ち望んだ結果が出た時に用いられることが多いです。例えば、「ついに念願の家を手に入れた」は “”I have at last got the house of my dreams.”” となります。

「ついに」の英語訳③ eventually

「eventually」は、「ついに」という意味合いの他に、「最終的に」というニュアンスも含んでいます。不確実な状況や予期せぬ遅延があった後に、何かが起こったことを示す際に使われます。例えば、「ついに問題が解決した」は “”The problem was eventually solved.”” と表現されます。

「ついに」の英語訳④ in the end

「in the end」は、多くの選択肢や可能性の中から、最終的に特定の結果に至ったことを示す際に使われる表現です。例えば、「ついに決断を下した」は “”In the end, I made a decision.”” と言えます。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまでの解説を通じて、「ついに」に相当する英語表現の微妙なニュアンスの違いを見てきました。以下にそれぞれの表現の特徴をまとめます。

finally:長い努力や待ち時間の後に望んでいたことが実現した時に使う。

at last:長い期間待ち望んだ結果が出た時に使う。

eventually:不確実な状況や予期せぬ遅延の後に何かが起こったことを示す。

in the end:多くの選択肢や可能性の中から、最終的に特定の結果に至ったことを示す。


「ついに」を使う際によく用いられる表現

表現① achieve a goal

「achieve a goal」は「目標を達成する」という意味の表現です。例文:After years of hard work, he finally achieved his goal of becoming a doctor.(何年もの努力の末、彼はついに医者になるという目標を達成した。)

表現② reach a conclusion

「reach a conclusion」は「結論に達する」という意味の表現です。例文:The committee reached a conclusion at last after several hours of discussion.(何時間もの議論の末、委員会はついに結論に達した。)

表現③ come to an end

「come to an end」は「終わりに達する」という意味の表現です。例文:The long journey eventually came to an end.(長い旅はついに終わりに達した。)

まとめ

この記事では、「ついに」に相当する英語表現とその使い分けについて解説しました。文脈に応じて「finally」、「at last」、「eventually」、「in the end」のどれを使うかを選ぶことで、意図したニュアンスを正確に伝えることができます。また、これらの表現を使った一般的なフレーズも紹介しました。英語でのコミュニケーションにおいて、これらの表現を適切に使い分けることができれば、より洗練された表現が可能になります。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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