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ひどいは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「ひどい」は英語で何と言えばよい?

「ひどい」という日本語は、状況に応じて様々な英語の表現に翻訳されます。この記事では、「ひどい」の英訳とその文脈に応じた使い分けについて、例文を交えて詳しく解説します。英語でのコミュニケーションに役立つ情報を提供するので、ぜひ参考にしてください。

「ひどい」の英語訳①terrible

「ひどい」の一般的な英訳としてよく使われるのが「terrible」です。この単語は、非常に悪い状態や品質を指す際に用いられます。たとえば、天候や体調、事態の悪化を表す場合に適しています。

例文①:The weather is terrible today.(今日の天気はひどいです。)
例文②:I feel terrible after eating that food.(その食べ物を食べた後、体調がひどいです。)
例文③:The situation has become terrible due to the conflict.(その紛争により、状況がひどくなっています。)

「ひどい」の英語訳②awful

「awful」も「ひどい」という意味でよく使われますが、「terrible」と同様に、非常に不快であることや質が悪いことを強調する際に適しています。感情的な反応や、味覚、視覚的な印象などに対しても使用されます。

例文①:She felt awful after hearing the news.(そのニュースを聞いて彼女はひどく感じました。)
例文②:This soup tastes awful.(このスープの味はひどいです。)
例文③:What an awful painting!(なんてひどい絵なんでしょう!)

「ひどい」の英語訳③atrocious

「atrocious」は、「ひどい」という意味を持つ単語ですが、特に残忍な行為や非道徳的な行動、または極めて悪質な品質を指す場合に使われます。この単語は、より強い非難や批判を含む表現です。

例文①:The criminal’s actions were atrocious.(犯罪者の行動はひどかったです。)
例文②:The living conditions in the camp were atrocious.(そのキャンプの生活環境はひどかったです。)
例文③:He received an atrocious haircut from the new barber.(彼は新しい理髪師にひどい髪型をされました。)

「ひどい」の英語訳④appalling

「appalling」は、ショックや嫌悪を引き起こすほどのひどさを表す際に用いられる単語です。この表現は、特に衝撃的な出来事や状況に対する反応を示す際に適しています。

例文①:The conditions in the prison are appalling.(その刑務所の状況はひどいです。)
例文②:It’s appalling how much waste we produce.(私たちが生み出す廃棄物の量はひどいです。)
例文③:The level of pollution in the city is appalling.(その都市の汚染レベルはひどいです。)

「ひどい」の英語訳⑤horrific

「horrific」は、恐怖や衝撃を伴うようなひどい状況を表現する際に使われる単語です。この言葉は、特に事故や災害など、人々に深い恐れを抱かせるような出来事に対して使用されます。

例文①:The aftermath of the earthquake was horrific.(地震の後の状況はひどかったです。)
例文②:He witnessed a horrific accident on the highway.(彼は高速道路でひどい事故を目撃しました。)
例文③:The horror movie was too horrific for me to watch.(そのホラー映画は私にとって見るにはひどすぎました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここでは、上述した「ひどい」という言葉の英訳と、それぞれのニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶ際の参考にしてください。

terrible:非常に悪い状態や品質を指す場合に使用
awful:不快感や質の悪さを強調する際に適している
atrocious:残忍な行為や極めて悪質な品質を指す場合に使われる
appalling:ショックや嫌悪を引き起こすほどのひどさを表す際に用いられる
horrific:恐怖や衝撃を伴うようなひどい状況を表現する際に使われる


「ひどい」を使う際によく用いられる表現

表現① That’s terrible!

「That’s terrible!」は、何か悪いニュースや出来事に対して同情や驚きを表現する際に使われるフレーズです。

例文:That’s terrible! I can’t believe this happened.(それはひどいです!これが起こったなんて信じられません。)

表現② How awful!

「How awful!」は、不快な状況や出来事に対する反応として使用される表現で、驚きや同情を示す際に適しています。

例文:How awful! Did everyone get out safely?(それはひどいですね!みんな無事に外に出られましたか?)

表現③ It’s a horrific scene.

「It’s a horrific scene.」は、目の前に広がる恐ろしい光景を表現する際に用いられるフレーズです。事故や災害など、人々に衝撃を与えるような状況に対して使われます。

例文:It’s a horrific scene. The building is completely destroyed.(それはひどい光景です。建物は完全に破壊されています。)

まとめ

この記事を通じて、「ひどい」という日本語の感情を英語で表現する際の様々な言い回しを紹介しました。状況に応じて「terrible」、「awful」、「atrocious」、「appalling」、「horrific」といった単語を選び分けることで、より正確に感情や状況を伝えることができます。英語でのコミュニケーションにおいては、これらの表現を適切に使いこなすことが重要です。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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