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ようなは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「ような」は英語で何と言えばよい?

日本語の「ような」は、比較や例示をする際によく使用される表現です。英語には「ような」に相当する様々な表現があり、文脈やニュアンスによって使い分けられます。この記事では、「ような」の英語訳とその使い方を例文を交えて詳しく解説します。さまざまなシチュエーションで役立つ表現を身につけましょう。


「ような」の英語訳①like

最も一般的な「ような」の英語訳は「like」です。比較を示す際に用いられ、似ているものや事柄を例示する際に使われます。直訳すると「〜のような」となり、幅広い文脈で使用される表現です。

「ような」の英語訳①like

「like」を使用した例文を見てみましょう。
例文①:She sings like a professional.(彼女はプロのように歌う)
例文②:He runs like the wind.(彼は風のように走る)
例文③:This fabric feels like silk.(この布は絹のような感触だ)


「ような」の英語訳②such as

「such as」は「〜のような」という意味で、具体的な例を挙げる際に用いられます。この表現は、一般的なカテゴリーから特定のアイテムを例示するときに特に有効です。

「ような」の英語訳②such as

「such as」を使った例文を紹介します。
例文①:I enjoy playing sports, such as soccer and basketball.(私はサッカーやバスケットボールのようなスポーツをするのが好きです)
例文②:Fruits, such as apples and oranges, are rich in vitamins.(リンゴやオレンジのような果物にはビタミンが豊富に含まれている)
例文③:We need to consider factors, such as cost and time, when planning the project.(プロジェクトを計画する際には、コストや時間のような要因を考慮する必要がある)

「ような」の英語訳③as if / as though

「as if」や「as though」は、「〜のような」という意味で、ある状況が実際とは異なるが、そうであるかのように見える場合に使われます。この表現は、比喩的な意味合いを含むことが多いです。

「ような」の英語訳③as if / as though

「as if」や「as though」を用いた例文をご覧ください。
例文①:He talks as if he knows everything.(彼は全てを知っているかのように話す)
例文②:She looked at me as though I were a stranger.(彼女は私を見知らぬ人のように見つめた)
例文③:The child acted as if he were an adult.(その子供は大人であるかのように振る舞った)

「ような」の英語訳④resembling

「resembling」は、「〜に似ている」という意味で、「ような」と訳すことができます。この単語は形容詞として使われることが多く、比較的フォーマルな文脈で用いられます。

「ような」の英語訳④resembling

「resembling」を使った例文を紹介します。
例文①:The building has features resembling ancient Greek architecture.(その建物には古代ギリシャの建築を思わせる特徴がある)
例文②:The artist created a sculpture resembling a human figure.(その芸術家は人間の姿を模した彫刻を作り出した)
例文③:This species of bird has a plumage resembling that of a peacock.(この鳥の種は、クジャクの羽毛に似た羽を持っている)

「ような」の英語訳⑤akin to

「akin to」は、「〜に似ている」という意味で、「ような」と訳すことができます。この表現は、ある事物が別の事物と類似していることを示す際に用いられ、やや文学的な響きがあります。

「ような」の英語訳⑤akin to

「akin to」を用いた例文を見てみましょう。
例文①:His writing style is akin to that of Hemingway.(彼の書き方はヘミングウェイに似ている)
例文②:The atmosphere in the room was akin to a funeral.(その部屋の雰囲気は葬式のようだった)
例文③:Her courage is akin to that of a warrior.(彼女の勇気は戦士に似ている)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまで、「ような」という表現の英語訳とその使い分けについて解説してきました。以下に、それぞれの表現のニュアンスと文脈の違いをまとめます。

like:一般的な比較や類似を示す際に用いられる。
such as:具体的な例を挙げる際に使われる。
as if / as though:実際とは異なるが、そうであるかのように見せる比喩的な表現。
resembling:「〜に似ている」という意味で、フォーマルな文脈で使用される。
akin to:「〜に似ている」という意味で、類似を示す際に文学的な響きを持つ表現。

「ような」を使う際によく用いられる表現

表現① similar to

「similar to」という表現は、「〜に似ている」という意味で、二つの事物が共通点を持っていることを示す際に用いられます。このフレーズは、比較の対象が類似している点を強調する際に適切です。
例文:His ideas are similar to mine.(彼の考えは私のと似ている)

表現② reminiscent of

「reminiscent of」というフレーズは、「〜を思い出させる」という意味で、「ような」という表現としても利用できます。この表現は、過去の記憶や経験を呼び起こすような事物に対して使われることが多いです。
例文:The melody is reminiscent of my childhood.(そのメロディーは私の子供時代を思い出させる)

表現③ in the manner of

「in the manner of」という表現は、「〜の様式で」と訳され、「ような」と同様に、ある特定のスタイルや方法を示す際に使用されます。この表現は、特に芸術や文学の分野でよく用いられます。
例文:The painting was done in the manner of the Impressionists.(その絵画は印象派の様式で描かれた)

表現④ in the style of

「in the style of」というフレーズは、「〜のスタイルで」という意味で、「ような」という表現としても使われます。この表現は、ある特定のスタイルや流儀を模倣することを示す際に適しています。
例文:She decorated her room in the style of a Japanese tea house.(彼女は部屋を日本の茶室のスタイルで装飾した)

表現⑤ on the lines of

「on the lines of」という表現は、「〜の線上で」と直訳されますが、「ような」という意味合いで用いられることがあります。このフレーズは、あるアイデアやコンセプトに沿ったものを示す際に使われます。
例文:The new policy was developed on the lines of sustainability.(新しい政策は持続可能性の線上で開発された)

まとめ

この記事では、日本語の「ような」という表現を英語でどのように表現するか、その際の適切な言い回しや文脈について解説しました。英語には「ような」に相当する多様な表現があり、それぞれに独自のニュアンスや使用される文脈が存在します。これらの表現を適切に使い分けることで、より豊かで正確なコミュニケーションが可能になります。


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