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英語で「有給休暇」を申請して休みを勝ち取ろう!使える単語・表現集

「有給休暇」は英語で何と言えばよい?

「有給休暇」という言葉は、労働者が給与を受け取りながら休むことができる権利を指します。英語ではこの概念を表すためにいくつかの表現が存在します。この記事では、それらの表現とその使い分けについて、具体的な例文と共に詳しく解説します。これを読めば、さまざまな状況で「有給休暇」を英語でどのように表現すれば良いのかが理解できるでしょう。

「有給休暇」の英語訳① Paid Leave

「有給休暇」の基本的な英訳は「Paid Leave」です。この表現は、労働者が給与を受け取りながら休暇を取ることを指し、具体的な休暇の理由は問われません。例えば、病気、家族のケア、個人的な理由など、様々な目的で使用されます。

例文①:I’m planning to take some paid leave next month.(来月、有給休暇を取る予定です。)
例文②:Our company offers ten days of paid leave per year.(私たちの会社は年に10日間の有給休暇を提供しています。)
例文③:She used her paid leave to care for her sick child.(彼女は病気の子供の世話のために有給休暇を使用しました。)

「有給休暇」の英語訳② Paid Time Off (PTO)

「Paid Time Off」、略して「PTO」という表現も「有給休暇」を指す際に用いられます。この用語は、休暇、病気、個人の用事など、あらゆる種類の休暇を一括りにして表現する際に便利です。特にアメリカの職場でよく使われる表現で、柔軟性が高いことが特徴です。

例文①:How much PTO do you have left for this year?(今年残っている有給休暇はどのくらいですか?)
例文②:I’m using PTO for my trip to Europe.(ヨーロッパへの旅行のために有給休暇を使います。)
例文③:Our PTO policy allows employees to accumulate unused days.(私たちの有給休暇ポリシーは、使用しなかった日数を蓄積することを従業員に許可しています。)

「有給休暇」の英語訳③ Annual Leave

「Annual Leave」という表現は、「年次休暇」と訳され、通常は1年間の労働に対して与えられる休暇日数を指します。この表現は、特に公的機関や大企業で用いられることが多く、計画的な休暇取得を促す意味合いがあります。

例文①:I have to use my annual leave before the end of the fiscal year.(会計年度末までに年次休暇を使わなければなりません。)
例文②:She is on annual leave for the next two weeks.(彼女は次の2週間、年次休暇を取っています。)
例文③:The company’s annual leave policy is very generous.(その会社の年次休暇ポリシーはとても寛大です。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で紹介した「有給休暇」の英訳とそれぞれのニュアンスや使用される文脈の違いについてまとめます。休暇を取得する際の計画や、職場の文化に関心がある方は、以下の情報を参考にしてください。

Paid Leave:給与を受け取りながら休暇を取ることを一般的に表す表現で、休暇の理由を問わずに使用されます。
Paid Time Off (PTO):休暇、病気、個人の用事などを含む一括りの休暇を指し、特にアメリカの職場で柔軟性を持って用いられる表現です。
Annual Leave:1年間の労働に対して与えられる休暇日数を指し、計画的な休暇取得を促す際に用いられることが多い表現です。


「有給休暇」を使う際によく用いられる表現

表現① Take a break

「Take a break」という表現は、「休憩を取る」という意味で、「有給休暇」を利用して一時的に仕事から離れることを表します。この表現は、リフレッシュやリラックスを目的とした短期間の休暇に適しています。

例文:I need to take a break and recharge my batteries.(私は休憩を取ってエネルギーを充電する必要があります。)

表現② Go on vacation

「Go on vacation」というフレーズは、「休暇に行く」という意味で、特に長期間の休暇を過ごす際に使われます。この表現は、旅行や家族との時間を楽しむことを想起させます。

例文:I’m going on vacation to Hawaii next month.(来月、ハワイに休暇で行きます。)

表現③ Request time off

「Request time off」という言葉は、「休暇を申請する」という意味で、職場に対して「有給休暇」を取得するための正式な申請を行う際に使用されます。この表現は、ビジネスシーンでのコミュニケーションにおいて重要です。

例文:I need to request time off for a family emergency.(家族の緊急事態のために休暇を申請する必要があります。)

「有給休暇」に関連する英語知識・表現例

休暇申請の際の英語ビジネスメール例文

ビジネスメールで「有給休暇」を申請する際は、礼儀正しくかつ明確に休暇の理由と期間を伝えることが重要です。以下はその一例です。

例文:Dear [Manager’s Name],
I would like to request paid leave for the period of [start date] to [end date] due to [reason]. I have ensured that my current projects will not be affected during my absence. Thank you for considering my request.
Sincerely,
[Your Name](拝啓 [上司の名前]、
[理由]のため、[開始日]から[終了日]までの有給休暇を申請したいと思います。私の不在中に現在のプロジェクトに影響が出ないようにしております。ご検討いただけますと幸いです。
敬具
[あなたの名前])

「労働基準法」は英語でなんという?

日本の「労働基準法」は英語では「Labor Standards Act」と表現されます。この法律は、労働者の権利と義務、労働条件、安全衛生などを規定しており、有給休暇の取得に関する基準も含まれています。

「申請」は英語でなんという?

「申請」は英語で「application」と訳されます。職場で休暇を取得する際には、「application for leave」というフレーズを使って休暇申請を行います。

「忌引き」は英語でなんという?

「忌引き」、つまり家族の不幸による休暇は英語で「bereavement leave」と呼ばれます。これは、家族の死による悲しみのために取得する特別な休暇を指します。

「有給消化」は英語でなんという?

「有給消化」とは、有給休暇を使い切ることを意味し、英語では「use up paid leave」と表現されます。労働者が年度末に向けて残った有給休暇を取得することを指します。

まとめ

この記事では、「有給休暇」を英語で表現する方法と、それに関連する表現やビジネスシーンでの適切なコミュニケーション方法について解説しました。有給休暇は労働者の権利であり、それを適切に活用することで仕事とプライベートのバランスを保つことができます。英語での休暇申請に自信を持って取り組むためにも、今回紹介した表現を参考にしてください。


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