目次
「是非」は英語で何と言えばよい?
「是非」という日本語は、英語で表現する際にいくつかの訳が考えられます。この記事では、「是非」に相当する英語表現とその使い分けについて、例文を交えて解説していきます。どんなシチュエーションでどの表現を使えば適切かを理解することで、より自然な英会話が可能になります。
「是非」の英語訳① by all means
「是非」という日本語の表現の一つに「by all means」があります。これは、何かを強く勧めたり、同意したりする際に用いられる表現です。肯定的な意味合いを持ち、相手に対する強い肯定や確信を伝える際に使用されます。
「是非」の英語訳① by all means
例文①:By all means, join us for dinner tonight.(是非、今晩のディナーに参加してください。)
例文②:You should by all means apply for the scholarship.(是非、その奨学金に応募すべきです。)
例文③:By all means, take the lead on this project.(是非、このプロジェクトのリーダーを務めてください。)
「是非」の英語訳② certainly
「是非」という言葉を「certainly」と訳すこともできます。「certainly」は、同意や確信を示す際に用いられ、相手の提案や要求に対して肯定的な返答をするときに適しています。
「是非」の英語訳② certainly
例文①:Certainly, I will attend the meeting.(是非、会議に出席します。)
例文②:You can certainly count on my support.(是非、私の支援を頼りにしてください。)
例文③:Certainly, let’s discuss this issue further.(是非、この問題についてさらに話し合いましょう。)
「是非」の英語訳③ definitely
「是非」という言葉を「definitely」と訳すことも可能です。「definitely」は、何かを強く肯定する時や、確実性を示す際に使われる言葉で、相手の提案に対して強い同意を示す場合に適しています。
「是非」の英語訳③ definitely
例文①:I will definitely be there by 8 PM.(是非、8時までにはそこにいます。)
例文②:Definitely, we should collaborate on this project.(是非、このプロジェクトで協力しましょう。)
例文③:You should definitely consider taking a vacation.(是非、休暇を取ることを検討すべきです。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説した「是非」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これらの表現は似ているようで微妙な違いがあり、シチュエーションに応じて使い分けることが重要です。
by all means:何かを強く勧める、または同意する際に使う。
certainly:同意や確信を示す際に使う、ややフォーマルな表現。
definitely:強い肯定や確実性を示す際に使う。
「是非」を使う際によく用いられる表現
表現① Please do
「是非」という意味で「Please do」という表現を使うことができます。これは、相手に何かをしてほしいときに使う表現です。
例文:Please do come early to the party.(是非、パーティーに早めに来てください。)
表現② Feel free to
また、「Feel free to」という表現も「是非」と同じような意味合いで使われます。これは、相手に対して何かを自由にして良いと伝える際に使用されます。
例文:Feel free to ask any questions.(是非、質問してください。)
まとめ
この記事では、「是非」という日本語を英語でどのように表現するか、その使い分けについて解説しました。by all means, certainly, definitelyといった表現は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持ち、適切な文脈で使い分けることが大切です。また、Please doやFeel free toといった表現も、「是非」という意味を持ち、英会話において役立ちます。これらの表現を覚えておくことで、より自然で流暢な英語表現が可能になるでしょう。