英語「title」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「title」の意味は？どのように使う？

英単語「title」は、物事や作品に付けられる名前や称号を表す単語です。「表題」「題名」「称号」「肩書き」といった意味があります。また、地位や権利を示す言葉としても使われることがあります。ここでは、「title」のさまざまな意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。

• 本・映画・絵などの表題
• 称号・肩書き・敬称
• 爵位や正当な権利

①「表題」「題名」の場合の使い方

「title」は、本や映画、絵画などの作品に付けられる「表題」や「題名」という意味で使われます。作品がどのようなものかを示すための重要な要素です。

例文：The title of the book is “Harry Potter and the Sorcerer’s Stone.”（その本の題名は「ハリー・ポッターと賢者の石」です。）
例文：She couldn’t remember the title of the movie.（彼女はその映画の題名を思い出せなかった。）
例文：The artist explained the meaning behind the painting’s title.（その絵の題名の背後にある意味を、画家は説明しました。）

②「称号」「肩書き」の場合の使い方

「title」は、人の称号や肩書きを示す際にも使われます。例えば、「博士」「教授」「社長」などの職業や地位を示します。

例文：He was awarded the title of Professor after years of research.（彼は長年の研究の後、教授の称号を授与されました。）
例文：Her business card includes her title as CEO.（彼女の名刺にはCEOという肩書きが記されています。）
例文：They called him by his title, “Sir.”（彼らは彼を「卿」という称号で呼んでいました。）

③「権利」「資格」の場合の使い方

「title」は、法的な権利や資格を示す言葉としても使われます。不動産の所有権や特定の権利を持っていることを表現します。

例文：She has the title to the property.（彼女はその不動産の所有権を持っています。）
例文：He claimed his title to the inheritance.（彼はその相続に対する権利を主張しました。）
例文：The document proves his title to the land.（その書類は彼の土地に対する権利を証明しています。）

実際の使用例

これまでに「title」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: What’s the title of the new movie you mentioned?
（君が言ってた新しい映画の題名は何？）

B: It’s called “Guardians of the Galaxy.” It’s really fun!
（「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」っていうんだ。すごく面白いよ！）

A: I just received a title promotion at work.
（仕事で昇進して肩書きが変わったんだ。）

B: Congratulations! That’s fantastic news.
（おめでとう！それは素晴らしいニュースだね。）

「title」と似ている単語・同じように使える単語

name

「name」という単語は「名前」を意味し、「title」と近い使い方ができますが、一般的に個人や物に対する固有の名前を指します。

例文：The name of the restaurant is “Sunset Grill.”（そのレストランの名前は「サンセット・グリル」です。）

designation

「designation」は「指名」「称号」という意味で使われ、「title」に近い使い方ができますが、特定の役割や地位を公式に名付ける際に用いられます。

例文：His official designation is Director of Operations.（彼の公式な称号は業務部長です。）

それぞれの使い分け方

「title」：作品の名前や地位・権利を示す際に使います。
「name」：固有の名前を示す際に使います。
「designation」：公式な称号や役職を示す際に使います。

「title」を含む表現・熟語

「title」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① title deed（権利証明書）
例文：The title deed confirms her ownership of the property.（権利証明書は彼女の不動産所有を確認します。）

② job title（職務名）
例文：His job title is Software Engineer.（彼の職務名はソフトウェアエンジニアです。）

③ title track（表題曲）
例文：The title track of the album became a huge hit.（そのアルバムの表題曲は大ヒットしました。）