人や物の「見た目」、に対応する英語表現は、appearance や how to look のような言い方が挙げられます。
「見た目が良い」とか「見た目は若い」といった言い回しを英語で表現するなら、趣旨を汲んで It looks nice. のように述べたほうが自然な英語に聞こえるでしょう。
「見た目」「外見」に対応する英語表現
「見た目」を素朴に英語に訳するなら、appearance や how to look のような語が第一に候補として挙がります。
appearance は「出現」「姿を見せる」という意味を根本に持つ名詞で、内容や本質は度外視した、外見・外観・見かけ・見た目を指す語です。
how to look は「どのように見えるか」ということで見え方=見た目を表現できる言い方です。
何(の外見)について述べているかという対象を明示する場合には、how my car look (車がどう見えるか=車の見た目)といった表現も使えます。
女子はいつでも見た目に相当気を遣う
もっと見た目に考えを向けなさい
「見た目だけは」というニュアンスに注意
外見を褒める場合は「見た目」に通じる表現は敢えて避けた方がよい場合がままあります。「見た目」に言及すると、「見た目だけはよいのにね」という(中身はダメだと暗示する)響きが伴いやすいためです。
彼は見た目はとてもよい(んだけど)
知覚動詞 look で「見た目」を伝える
通常の文章で「見た目がよい」「見た目はスゴそう」というように表現するなら、単語レベルで「見た目」に対応する語を探さなくても、You look nice. のような英語表現で趣旨は十分に伝わります。
知覚動詞 look は「自分にはこう見える」という意味合いで「~のようだ」と表現できる言い方です。多分に主観的なニュアンスは含むものの、外見・見た目に言及する一般的な言い方として幅広く使えます。
知覚動詞 look は、外見そのものだけでなく、外見から推察される内面的な様子を表現する言い方でもあります。
その石、すごく重たそう
The rock looks so heavy. という表現は、外見から推察される「石の重さ」という非視覚的な要素について言及しています。いかにも重そうな、ごつい石だったのでしょう。
「見た目」に関する慣用表現を英語でどう言うか
「見た目」の語を維持する言い方
How people look is very important.
People judge 90% from appeareance.
(「人は見た目で9割の物事を判断する」)
Personality is more important than appearance.
His appearance is good, but his personality is bad.
We should not judge by how people look.
動詞 look で柔軟に言い換える言い方
You look younger.
The rock is heavier than it looks.
She looks gorgeous.